「日本を色であらわすと、何色?」

 

日本人とアジア3ヵ国(中国、タイ、
ベトナム)の人々が思う「日本の色」
に関する調査結果を目にしました。

それによると、日本人も3ヵ国の
人々も「赤」と「白」が上位。

 

国の印象は、国旗の色から連想

されやすいのでしょうね。

日本人は、次いで自国のイメージに
青系を挙げています。

 

私も、日本の色は
・侍ジャパンのユニフォーム
・小泉八雲の藍の国ジャパンブルー
・海に囲まれる島国
・誠実、勤勉な国民性
などから、青のイメージかな…。

 

意外なのは、アジア3ヵ国の人々は
日本に青のイメージはなく、ピンク
やベビーピンクを選んでいます。

 

考えられるのは、「桜」ですが、
日本特有の美意識の
「KAWAII(カワイイ)」のイメージ
もあるかもしれないと解説にあり、

なるほどと思うのでした。

 

また、中国は他2か国に比べると
赤を日本の色とする割合は低く、
黒やグレー系が高くなっています。

 

これについては、中国人は自国に
赤への意識が強く、日本に先進国
や都市のイメージが重なるから
かもしれないとのことです。

 

(インテージ・日本カラーデザイン研究所 2013年実施
『アジア4ヵ国の色に関する意識調査

 ~色で表す日本のイメージ~』より)

 

これまた、最近読んだ本で「へぇ~」
と思ったのが、外国人旅行者が驚く
日本の「Vending machine」。

 

治安の良い日本で氾濫する
自動販売機のこと。

 

「少子化対策の一種」
「移民の仕事を機械が代行」などと
思われているそうです。

 

私たちには便利な機械も、他国

からは不思議に見えるんですね。

 

著者は、日本で自販機が普及した
理由を、売買は本来対面で行うと
いう常識と道徳を無視し、単純な
物と金の交換という合理主義に
走った結果ではないかと…。

(浅田次郎「つばさよつばさ」より)

 

自販機、ネット通販、セルフレジ、
カード決済…。

 

考えてみれば、買い物での人との
コミュニケーションも減ってきて
いますね…。

少し意外だった他国から見た

日本のあれやこれやでした。