記録的大ヒット、異例のロングラン上映中の映画『国宝』。
"人間国宝"になるまでの
歌舞伎役者の芸に捧げた人生
今さらですが、この映画は衣装や映像の色彩表現も高く評価されている作品です。
印象的な色として「赤」と「白」がよく挙げられます。
私は、なんだかずっと「紫」が気になっていたのですが、遅ればせながら 衣裳デザイナーの小川久美子さんの記事を読んで納得。
吉沢亮さん演じる若い頃の喜久雄のベースになる色が、「紫」でした。
その記事のご紹介です。
本作の喜久雄のベースは紫にし、
要所で装いのどこかに
紫が入っています。
とのこと。
中年期の苦悩は闇の中の赤、
年齢を重ねグレーへ、
最終的には白と黒のモノトーンへと、
色を落としていったそう。
喜久雄のイメージカラーが
紫というのも、
理屈ではなく直感からですね。
とあるので、あれこれ紫の意味を深読みはしませんが、まさか 中性的なジュリー(沢田研二さん)のイメージだったなんて!![]()
対して、
俊介(横浜流星さん)は高貴な「青」
二人に関わる春江(高畑充希さん)は「緑」
で描き分けていたとのことです。
興味のある方、「これから観るよ!」という方は、記事を読んでみてください。![]()
衣装について難しさを感じた場面など、こちらでも語っています。![]()
対照的な喜久雄と俊介のキャラクターを紫と青で描き分け、襲名披露の舞台衣裳は紫と青のグラデーションになっていたとは…
上映中は気づきませんでしたが、色彩は言葉を超えて感情に訴えかけるメッセージ性があることも、これほど多くの観客が魅了される理由なのでしょうね!
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