映画「サウンドオブフリーダム」を観ました。


この映画、

実話が元になっていて、

児童誘拐、人身売買、性的虐待

といった国際的性犯罪と向き合った

連邦捜査官の闘いが描かれています。


今回、1番心震えたところは、

元麻薬カルテルのボス バンピロの気付き。


彼は

人身売買の為に連れてこられた子供たちを、

小児性愛者に売られる前に買い、

その子たちを解放してあげるのです。


闇の中の正義の味方です。


なぜそのようなことをしているのだ?

という主人公ティムの質問に対し、

彼は

「神の声を聴いたなら、

それに従わなくては」

と話します。


昔、彼が買った20代と思われる若い女は、

実はまだ14歳の少女でした。

そして、

7歳(6歳だったかな?)から

身体を売っていると知るのです。


そんな少女を見た時、

彼は、「彼女は自分!?」

と、自分自身に重ねます。


邪悪な心の裏にある

傷ついた救うべき心。


目を背けてきた自分の内面に、

初めて目を向けることができた瞬間。


それを彼は

「神の声」と表現していました。


邪悪な行動から一転。

傷ついた心を救うべく行動へと導かれていくのです。


私はこのシーンで

もう涙と鼻水が止まらなくなりました。


私自身が

バンピロと重なったからかな。

子供を殺めそうになった私自身と。



邪悪な心と表裏一体の心にスポットを当てる。


そこには、

使命と思える大切なメッセージが隠れている。


闇が光に転じ

揺るがない愛となる。


この映画に

私はそれを感じたのです。


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《本日の心の処方箋》

映画やドラマ、どこに心 震えますか?

そこ、少し深掘りしてみて!

あなたの使命、才能、可能性……

神の声として届くから。