こんにちは
艶心(ツヤゴゴロ)カウンセラー佳子(ヨシコ)です^^
今日のタイトル
「やる言い訳」
これ、長男が私に言った言葉です。
「やらない言い訳」はよく聞きます。
でも、「やる言い訳」?
これ、大人になると無意識に使っているのかも。
身体が冷たく重く疲れて帰って来た夜、
夕飯をどうしても作りたくない私。
いつもは仕事から帰って、
一息つく暇もなく
夕飯の支度をします。
そうでないと
夕飯が遅くなってしまうから。
でも、
この日はとにかく身体が冷えていたんです。
だから、先にお風呂に入って温まりたい!
でも、そうしてしまうと夕飯は22時。
一瞬 悩んだ末、
素直に身体の声を聴こうと思い、
長男に言いました。
「お母さん、身体が冷えてだるいの。
先にお風呂入っていい?」
もちろん
「いいよ」と長男。
ても、夕飯はどうする!?
長男は冷凍のカレーうどんを作り始めようとしました。
その姿を見て私はつい
「やっぱり、ご飯 作ろう!
朝、夕飯用にお米、研いでいるし!」
その時です
「僕は 『やらない言い訳』 を言うけど、
お母さんは 『やる言い訳』 を言うんだね。」
「もう僕、カレーうどんを食べる気満々になったんだから、他のはいらない。
お母さん、お風呂入ってきていいよ。」
なるほど~
「米、研いであるから」
↓
「夕飯作る」
確かに言われてみれば
夕飯を作る為の
「やる言い訳」です。
なかなか面白いこと言うなぁ〜と感心。
長男は自分が
「やらない言い訳」
を言っていることを認めています。
ここ、なかなか凄いでしょ!
あまり認めたくないのが人の常。
ごまかしたくなりますよね(汗)
そして、
私が本心と裏腹な行動をとっていることも
ちゃんとお見通し。
ここも なかなか凄いです。
本来、行動と心が一致していたら
ストレスはたまりません。
大人になると
社会的な役割が色々でてきます。
その役割を果たす為、
本心と行動がズレてくる。
それがストレスにもなるし、
自己成長にも繋がる。
必要でもあり、
やりすぎは禁物。
だから、
ちゃんと分かっていることが大事ですね。
例えば、
私は今、
本当はやりたくない|
だけど、やるを選ぶ!
もしくは、
だから、やらないを選ぶ!
どちらにしても、
必ず何かが得られます。
あなたは何を得たいのでしょう。
私は、
夕飯を待っていた息子に悪いと思ったのです。
寝込むほど体調が悪い訳ではないのに、
頑張ればできるのに!
子供に栄養ある夕飯を与えないなんてダメ親!
こんな風に感じたのか。
「頑張る良い親像」
を得たかったのですね。
でも、ダメ親な時があってもよいですね(笑)
長男の言葉に救われました。
私は薬局で
色々な「ねばらない」を抱えている患者さんに出会います。
人のことは気づくことができますが、
自分のことはまだまだ見えていませんね(笑)
特に役割に関して。
長男を生んだ後、
育児ノイローゼになり、
育児から逃げたくて、逃げたくてどうしようもなかった私。
良い親になれない
そんな思いで一杯でした。
少しづつ手放してきたつもりでしたが、
心の癖ですね(笑)
でも、逃げたい私から、
具合が悪くても
「やる言い訳」
を見つけてでもやろうとする
逃げない母親になってきたとも言える。
驚きです(笑)
息子が母親という役割を与えてくれ
私を強く成長させてくれたことに
胸がジワ〜っと熱くなりました。
《本日の闇を光に変える心の処方箋》
「言い訳」から何を得たいの?
それは本当に得たいもの?
それは今必要?
そこを分かってあげること。
それが自分を生きることに繋がるから。