こんにちは^ ^
心の処方箋カウンセラー佳子(よしこ)です。

人はみな病気にかかります。
私は、薬剤師ですから、病気に対するお薬をお渡しします。

すぐよくなるものから、治りのよくないものまで様々。
副作用の出る人、出ない人、それぞれ。

今話題のデング熱のような感染症
怖いですよね。

この感染症、たとえ大流行しても、かからない人もいるわけです。

新しい薬が出ても、また新しい病気の出現。
いたちごっこです。

そう思うと、一番必要な力は病気に負けない免疫力と回復力。
だと思いませんか?


この力、心の持ちようにとても関係しているなと
常々患者さんにお薬をお渡ししながら感じています。

あなたの心の免疫力や回復力はいかがですか?

うちのアスぺの長男
心の免疫力や、回復力、なかなか上がってきたようですよ。

自分に帰して考えるサムライ思考術で会話しているからかな。

【長男と私の会話】
長男が学校からもらってきた手紙を見ながら

長男: 「お母さん、この手紙にこんなこと書いてあるよ」

<手紙を読む>
1.家に入れてもらえない
2.ご飯を用意してもらえない
3正座しろって言われる
4.おまえなんかいらない、出ていけっと言われる

私:「ヘ~、それ、うちのこと?」
(ご飯を用意しないは、結局用意してますけどねf^_^;)
  「そうだったら何だって?」

長男:(ハハハーと笑いながら)
   「誰かに相談してみようだって」

私:「ほんとだ、ほんとだ。 スクールカウンセラーの先生に相談した方がいいわ。
   僕は、お母さんにこう言われるんですってね。」
  「クラスメイトからの嫌がらせもあることだし」

長男:「僕は、お母さんに相談するよ。」

私:「そう? お母さんに相談したって、どうせ原因は他人でなく自分だって言われちゃうよ。」
  「嫌なことされるとしたら、自分が誰かに嫌なことしてるって言われちゃうよ。」
  
  「ムカつくでしょ?そんな時は、外に相談できる人を作るといいんだよ。」
 「お母さんは、その手紙にあるタイプだしね。」

長男:ハハハ~

彼がもし、母親に「出て行け~!!」と言われることを根にもっていたら、こんな話題はふらないでしょう。

中学になり、彼のお友達環境もガラリと変りました。
彼独特の変わりっぷりをバカにしたり、からかったりする子もいるようです。

でも、私は、彼に伝えています。
「嫌がらせをされるのは、あなたが誰かに嫌がらせをしているから。」

これ、本人からしたらキツイですよね。

自閉的傾向について詳し人なら、本人にこんな言い方はしないでしょう。
だって、わざとしているわけではなく、脳の機能として出てしまう特徴があるのですから。

また、嫌がらせをされているのに、味方になってくれない
ちっとも僕のことを分かってくれないと思うかもしれません。
まったくひどい母親です。

でも私は、今の彼がどう受け止めるかにフォーカスしていません。

「嫌がらせする奴が悪い」という考えしかないと現状打破はできないのです。
そのことを知っているから教えているだけ。

私は、彼の特徴をよく知っています。
他人からみたら、それがどう写るのかを伝えています。
変える努力が必要なところ。
それでも変えられないところ。
変えられないならどうしたらよいか。
生かした方がいいところ。

幼い頃は、周りの人に私が説明をし、理解してもらったり、謝ったりしてきました。

こちらから歩み寄ることで、理解者が増えたり、協力者が増えました。

彼には、「もう お母さんがやることではないよ。自分でやっていく準備をする期間だよ」と言っています。

その作業は、他人や、社会を恨んだり、ましてや、自分の抱えている病気や障害自体を恨んでいては無理なのです。

しっかりと自分の特徴を自分で知り、向き合わなくてはなりません。

そして、自分に帰して考える。

彼の心は大きく成長する時期です。

恨むな、憎むなと言っても、自分に嫌がらせをする子に良い感情は持てないのが本音でしょう。
ネガティブな感情、ポジティブな感情
色々感じていいのです。

その感情に連動した体験を一杯して欲しいと思っています。

それが、心の免疫力、回復力を上げる方法だと思うから。


これから先、心が折れてしまいそうになることはあるでしょう。
それでも、そこから復活できる力を是非、獲得してもらいたいものですね。

そして、母親である私自身が、息子たちとの関わりを通し心の免疫力、回復力をつけることだと思っています、

「自分に帰して考える」
体験している現実を
もし、自分が引き起こしてるとしたら?
と別の角度から考える癖をつけると心の免疫力、回復力はアップすること間違いなしです!