こんばんは^^
心の処方箋カウンセラー佳子(よしこ)です。
何ヶ月か前にテレビで 「レジリエンス」 という言葉を聞きました。
どうやら、逆境に打ち勝つ力、逆境力を意味するようです。
ウィキペディアによれば、「精神的回復力」「抵抗力」「復元力」と訳される心理学用語のようです。
現代は、発達障害を含め、精神神経系の病気の人が増えているというイメージがあります。
これは、言い換えれば、この逆境力不足とも言えるかもしれません。
でも、本当に不足しているのでしょうか?
薬局にくる患者さんは言います。
「精神疾患に対する偏見の目がつらい」と。
またある患者さんは、お薬手帳を持つことすら恐怖です。
「もし万が一、精神病の薬を飲んでいることが周りにわかってしまったら絶対にイヤなんです。」と。
人生、一度でも折れてたらもう弱い人
社会からの脱落者
欠陥人間
こんなふうに自分で自分にダメ出ししてしまうのですね。
私自身、うつ状態になったので、本当によくわかります。
どんなに周りから「そんなことないよ。頑張っているよ!」と言われても、どうしても自分ではそう思えませんでした。
でも、今ならわかります。
自分と家族を守るために、どうしてもその状態が必要だったのだと。
先の質問に戻ります。
現代人は、逆境力が不足しているのでしょうか?
いいえ
私はそうは思いません。
なぜなら、私は、その後、ある感情を取り戻し、どんどん回復していったからです。
それは、動画を見ていただくとわかります。
でも、もったいぶらずお答えしますね。
「怒り」という感情です。
この感情エネルギーが逆境力の元。
ただ、使い方がわからないだけなのです。
怒り = 悪
と思っていると本当に悪で働きす。
感情とはエネルギーです。
良いとか、悪いとなどと判断するものではありません。
エネルギーは全ての原動力です。
なのに、良い悪いと決めてしまい、真面目な人ほど悪のレッテルをはってしまいます。
そして、体に閉じ込めてしまうのです。
そこで、悪のレッテルが体内で悪さをし、精神疾患に限らず、肉体的なことを含め病気を発症します。
真面目な人にうつが多いのもこんなカラクリがあるのです。
これは、エネルギーの使い方がわからないだけで、力不足ではないですよね。
(このことをわかりやすくブログに書いてくれた友人がいます。 )
また、「怒り」はいつまでも「怒り」という形ではありません。
エネルギーには、火力、風力、原子力と様々な形があるように
形を変えていくのです。
瞬間的に大きい力がでるという点では、「怒り」は原子力に似ているかもしれませんね。
でも、使い方次第で、とても有効といえるわけです。
そして、形を変えると…
「愛」に変わるのです。
そのからくりがわかると
怒りの感情を怖がる必要はもうありません。
敵ができることに怯える必要もありません。
だから、いい人を無理して演じる必要もありません。
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