こんばんは^^
サムライ思考術 心の処方箋カウンセラー佳子(よしこ)です。
悲しく、悔しい出来事がありました。
私のとても大好きでお世話になった方が
急にお仕事から離れることになったのです。
その出来事から自分の過去を思い出しました。
長男が小学校入学当時、私はモンスターペアレントだったのです。
学校という集団に交われない息子。
そこに、何のフォローもない担任や学校。
どんなに意見を交わしたくても、「待って欲しい」の一点張り。
待ちきれない私は、教育委員会に怒りを持っていく親でした。
学校側の立場や、先生方の意見には まるで耳をかさず、
入学前から診断名や報告書を提出していたじゃないの!と
どこまでも一方的でした。
そんな私は
自分の息子の為だけではない
長男のように発達の偏りのある子の為に学校を変えるんだ!
そのために戦う!!
と 正義の味方のような気になっていたのです。
振り返ると、もちろん、息子を想う気持ちあってこそです。
愛あってのことなのです。
でも、「権威」というものを使って、相手を封じ込めるやり方は、
全く、卑怯だったと今でも、反省しきりです。
おかげ様で、私は、心理を学ぶことで
この自分の愚かな行為に気付き、
校長と教育委員会の方に謝罪ができました。
そして、その後は、学校と協力しながらすすめることができたのです。
そこからの学びはとても大きかったですね。
子どもを想う気持ち
誰かを想う気持ち
そんな“愛”から発生する行き違いから、戦いになることは以外と多いもの。
夫婦喧嘩がいい例で、子どもがらみのことだったりしませんか?
お互いが我慢ばかりし、心の中で勝手に恨みを募らせるくらいなら
戦いを避ける必要はないのと思うのですが
戦うのであるなら、武器を持たず
腹を割って正々堂々とやりましょうよ。
そうでないと、分かり合えないばかりか、本来の目的を見失うばかり。
私の考えるサムライ思考術とは
一本、筋の通った、卑怯でない思考。
そして、腹を割って相手と向き合う。
(それは、結局、自分自身と向き合うことになるのですけどね。)
私は、教育委員会という「権威」を武器に、学校を動かそうとしました。
“権威”を使う戦いからは、せっかくの愛を子どもに伝えることはできないのです。
“正義”という名のもとの戦いも深く考える必要がありますね。
正義は誰かを悪者にするのです。
本当は、だれが悪者なのでしょうか?
立場が変われば、だれだって悪者になり得るのです。
愛の行き違いによる戦い
戦うべきは、本当は自分自身。
自分自身の矛盾との戦い
自分の中にある、二人の自分が腹を割って向き合うチャンス。
そこに気付くと、最終的には、お互いの中にある愛という共通点に気付ける。
そして、敵という関係から、分かり会える関係になれ、
本来の目的に向かって協力し、一緒に進めると思うのです。
本日もお読みいただきありがとうございましたm(_ _ )m