こんばんは^^


サムライ子育て 心の処方箋カウンセラー佳子(よしこ)です。



長男が、絵本の整理をしていました。



息子たちに毎晩、毎晩、よく読んであげたものです。


今の彼にとっては、大した魅力はなく、捨てていい物になってしまった懐かしの絵本。


親の方が、ずっと想い入れがありますね。



その中の1つ


「かあさん、わたしのことすき?」


かあさん、わたしのことすき?



これには、本当に救われました。



幼い頃の長男は


あまりにも突拍子もないことをするので


ハラハラ、ドキドキの連続でした。


危険を伴うこともあったので


本当によく怒ったり、叱ったり…



自分の感情がコントロールできなくなるほど


怒ったことも何度もありました。


その都度、ひどい罪悪感で体じゅうが一杯になったことを覚えています。



そんな時


最後に言っていた言葉あります。


「お母さんは、どんなにあなたを怒っても、


『あんたなんて、大嫌い!!』って言ったとしても


本当は、絶対に、絶対に大好きだから。


どうしてもそう思えないと思う時でも、


本当は、絶対に大好きだから。」



こんな言葉、親の勝手かもしれない…とも思っていました。



でも、この本には


同じことが書いてあったのです。



本の中では


幼い娘がお母さんに尋ねます。


「かあさん、わたしのこと すき?」と。



すると、お母さんが答えます。


「ええ、すきよ、だいすきよ」と。



「どれくらい、すき?」と娘はまた尋ねます。


お母さんは、色々なものに例え、“すき” という気持ちを伝えます。



そのうち、娘は


こんな悪さをする子でも?という悪い子の例えを挙げていきます。


すると、お母さんは、ちゃんと感情を伝えます。


「そしたら、とってもおどろいて、いかりくるうでしょうね。


それでも、あなたは、あなたなのだから、


かあさんは、あなたが すきよ。」


「いつまでも、ずっと どんなことがあっても


ずっと、かあさんは あなたがすきよ。」



私は、この本を息子たちに読み聞かせながら


涙が何度も流れました。


読むたびに 自分自身が癒されていきました。




処分を検討している長男に


「この本を覚えてる?」と聞くと


覚えているよと言って


捨てようと思っていた絵本郡の中から取り出し


また、本棚に戻していました。


「どんなに怒っても、お母さんは大好きなんだよね」と言いながら。




この本は、愛が薄いと自信のなかった私に


「大丈夫、愛はあるよ」と、少しずつ自信をつけさせてくれた一冊です。




家族とは、感情をぶつけ合っても、私はいいと思うのですよね。


いつまでも、どんなことがあっても、大好きなんだという気持ちがあるからこそぶつかり合える。


そして、気持ちが離れることがあっても、


深いところで戻れるより所となっている。


そんな家族でありたいです。



本日もお読みいただき ありがとうございますm(_ _ )m