こんばんは^^
サムライ子育て 心の処方箋カウンセラー佳子(よしこ)です
「私 辛いことも あったけどれど
生きていてよかった
あなたもくじけずに」
この詩
90歳から詩を書き始めた柴田トヨさんの詩集にある詩の1つ。
100年生きた人の言葉
もの凄い説得力がありますよね。
90歳まで生きられない人が多い中、
90歳から始めたということが驚きです (@_@)
トヨさんを知ったのは
テレビで放映されていたからです。
私の中では
凄いな~という驚きのニュースの1つでした。
そう、たった1つにすぎなかったのです。
でも、トヨさんと、息子さんの歴史を知ったら
全く別のものになりました。
トヨさんは、子どもの頃、奉公に出て苦労した方のようです。
一方、息子さんは不登校気味で、大人になってもまともな仕事にもつかずダメ息子になりました。
ただ、とても優しい人でした。
その優しさにひかれ、しっかり者のお嫁さんが来てくれたようです。
このダメ息子さん
とても大切な人ですね。
なぜなら
詩を書くことを勧めたのは
この息子さんだから。
そして、詩集を発行し、トヨさんのこれまでの人生を一気に照らしだしたのです。
ダメ息子…
何を持ってダメ息子というのか…
彼がいなければ
トヨさんの詩集は発行されず
トヨさんの詩集で勇気をもらう人、救われる人はいなかったのです。
生まれたからには
必ず役割があるのですね。
それを果せるか果たせないか
それは、愛を与えられ続けるかどうか
愛とは
もうダメだとあきらめず、信じ続けられるかどうか
そこに尽きるのかも…と
私のブログタイトル「ダメ息子をサムライに育てる」とありますが
トヨさんは、そんなことを意識して育てた訳ではないでしょう。
でも、私には、トヨさんが息子さんをサムライに育てたなと思うのです。
トヨさんの中に “息子を信じきる”という柱があり
その親に育てられた息子さんには
「優しさ」という柱
それを貫く生き方をしていると感じるからです。
このニュースは
私にとって、ただの1つではなく
心に刻まれる大切なニュースとなりました。
あなたにとって
心に刻まれたニュースはどんなものですか?
今年ももうすぐ終わりです。
締めくくりに、振り返ってみるのもいいですね^^
最後までお読み下さりありがとうございましたm(_ _ )m