Utopic Ectopia-田島

アフタヌーン2011年2月号のおお振りより。



三橋君が阿部君と話してるのをみんな実は聞いてたりしそうだ、
っていうのがとても妄想を刺激するツボだったので、
またその話…w

あ、少なくとも水谷君は妄想じゃなく起きてたっぽいですよねw 汗かいてるとこあったし。



田島君はですね、自分起きてたほうがいいなーって思うんですよね。

なんでかっていうような話を今回もうだうだと…w



田島君がもしアレを聞いてたら、まず思うのって


「三橋にバレてたのか」


なんじゃないかなーと。



三橋君だけには「捕手は仕方なくやってるけどやっぱ気分は全然ノらないんだ」なんてバレちゃいかんぞ、

気にしてピッチング崩させたりしちゃいけないし、

と思ってたんでしょうし、言ってもしょうがないことで、
言ってはいけないことなのも納得してて、でも本音はやっぱりそうで。

でも少なくともそんなことを三橋君に気づかせるようなそぶりは、田島君的にはしてなかったつもりだったと思うんですよね。


見抜かれて嬉しい嘘と嬉しくない嘘ってあると思うんですが、
隠したほうがいいことだと思って本音をガマンしてるようなときは、
誰かに見抜かれるとずきゅんと来ることありますよね(笑)



なんだろ、田島君とかだと、
対人スキルが高いから
今までほとんどそういうことなかったんじゃないかなー?とか。


いやまあ、ひぐち先生のことですから、

実は荒シー時代の中坊田島君は意外にも自己中だとかいって皆からはぶられてたとか、

そんな過去あったりしても驚きませんけどね、ええw


まあでも、西浦来てからはわりとそうですよね。

田島君が隠そうと思った本音を、隠しきれなかったことはほとんどないんじゃないかな。

冗談みたいにホンネ混ぜても冗談だと流してもらえるコツとかも覚えてそうだし。

いつも通り笑ってれば基本的にわがままで能天気な奴だからなーとかって感じでみんな騙されてくれるからさー、みたいなね。


んで、三橋君に関しては、特にノーマークだったんじゃないかと思うんですよね。

仲よくしてるし、田島君はすごいなーって感じだし、言う事なんでもきいてくれるし、

こっちも嫌な思いはさせないようにちゃんとやってるし、みたいな。

なんだろ、「三橋には何も不満感じさせてないだろ」って感じっていうか。

三橋君のほうが自分が言わない田島君の不満や不安を察知するなんてことはありえないと思ってるっていうか。


なんだろ、そういうとこが田島君と三橋君って似てたのかもしれませんね。
自分の本音がどうかなんて、周りの人間には別に大した問題じゃないから、嘘でも周りが納得してそれでいいと思ってくれるようなら、そんでいいやみたいな。表に出方は全然違うけど(笑)


ほんとの自分なんて誰も知らなくていいし、興味ないでしょ的な。



んでもまあ、嘘かなって思ってても騙された振りしといてあげるほうがいいのかななんて思う人も中にはいるわけで、周りの人間は簡単にだませるバカばかりさなんて思うとまっしぐらに厨2なんですが(笑)


んで、三橋はそんなこと考えてたけど、不満ない感じでやってたんだなー、って思って、

そしたらどう思うか。

ガッカリする人とか、ありがとうって思う人とか、ちょっとあいつをナメてたなって反省する人とか、

色々だし田島君がどう思うかとかわかんないんですけど、


ならなんで俺には直接言わないんだよ


っていうのは思うと思うんですよね…。何番目にそれがくるかも人によると思いますけどw



中学のときにですね。まさに中2のときにですね(笑)
仲のいい子がいたんですよね。
暇なときはいつも話してて、趣味も合って、バカな話していつも笑い合ってて、楽しくてね。
特にその子との付き合いで何か問題があるなんて、ちっとも思ってなくて。
んで、ある日、ほかの友達からね、「これは内緒だけど」って前置きで、
「栞は私とはバカな話して笑ってればイイとしか思ってないんだよ」って、その子が泣いてたって話を聞きましてね。
なんかね、ものすごいショックでしたね。
なんだろ、バカにしてるとかそういう気はほんとになくて、
でもそんな風に傷つけてたなんて全然思いもよらなくて、
でも、いまあんたからそれを聞かされたからって、何もできないじゃないかとか、教えてくれた子を恨んでみたり、3人で仲良しのつもりだったけど、自分のことで二人で内緒話なんかするんだ、とか、なんで自分には直接言ってくれなかったのよってその子を恨んでみたりね。
んで結局どうしたかっていうと、何もしませんでしたね(笑)
知らないはずになってることに、何かしちゃダメだし、できないじゃん、そのままフツーに友達してるしかないでしょ、でも二度と心から笑ったりしないけどね、って。はい、これが厨2コースです…w



自分の家庭ね、ちょこっと複雑だったんですよ。教えてくれた子と、
泣かせちゃった子と、友達っていう意識では全然同じくらい大好きな友達だったんですけど、確かに泣かせちゃった子には話してない事っていっぱいあってですね。それはまあ単に知り合った時期の問題で、片付いてから知り合ったので彼女には言わなければバレなかったし、言わなかった理由も彼女が信頼できないとかじゃなく、自分の中ではもう解決済みな問題だったし、彼女に言うとものすごく彼女に対する嫌味に聞こえると思う内容でもあったんですよね。

のちに大人になってから3人で話したときにわかったんですけど、
教えてくれた子はそのへんの話を、当然きいてると思って何気なく彼女に振ったら、いきなり彼女が泣きだしてびびって、考えた挙句口止めされてたけどこっそり自分に言ったのだそうです。

んで、泣いちゃった子のほうは、知ってたら言わなかったようなことをたくさん言っちゃったのに、ずっと笑って話してて、何事もないと思ってたんだと思ったら悔しくて泣けてきたのがまず一番だったんだって。


んでまあ、今思うと、誰か一人が悪いわけでもなくて、みんなバカで、うまくやれなかったけど、

でもうちらみんなちゃんと友達だよねえと思うんですけど、あのころはとても、自分以外の二人の気持ちなんて、考えられなかったですねえw
この件についてはだから、自分たち3人は解答編にたまたま出会えましたけど、
そんなのないままに流れていくもののほうがずっと多いんでしょうね。


とりあえずこの話は、「自分と他人の関係について、思ってたのと違う事実がわかったけれど、

それは自分は知らないコトになってる、っていうのは結構ストレスな事態ですよね!」

という例として話を戻しますw

そんなこと考えてたんなら、なんでみんなに言わねんだよ!って、
花井君は多分思って、言えよ、ってみんなに向かって言わせて、

それはきっとなんかそういう、なんで思ったなら自分に言ってくんないんだとか、聞いてないことになってるのに聞かされてどうしたらいいんだみたいなところを、うまい具合に取り持ってくれるすごくイイやり方だよなあって思いましたよ。
花井君自身にとっても、そうだったんでしょうけど、田島君が起きてたとしたら、多分同じ。


誰が寝てて誰が起きてたかなんて、わかんないんですけどね(笑)

花井君は、まあだからいいキャプテンだよ、やっぱりw



んでまあなんだろう。

もしこのとき起きてたのだとしたら、

「田島のほうが阿部より三橋のことずっとよくわかってるよね」
って誰かに言われたら、多分田島君は
「そんなことねーよ」
って特に悪びれずに言うのじゃないかなー、なんて思ったわけですw


だってあんな風にしゃべる三橋は、オレは知らなかったよ。

みたいな。

そこで、悔しいとか思うかっていうのは、田島君の三橋君に対しての感情次第だから、

どうなのかわかんないですけどねw



阿部君には三橋君が話すことがあるのも、阿部のほうが近いとかわかってるとかそういうのでもなく、一日の長というかなんというか…w
「俺はこうしたいよ」「こう思うよ」「阿部君にこうしてほしいよ」って話は、
少なくとも野球に関する話なら、正解かどうかに関係なく、

阿部君には興味がない話じゃないとか、自分には言う資格があるって三橋君が思えるような、
そしてそれは嘘や間違いじゃないって確信を持てるような関係は
一足お先にバッテリーとしてお互い努力しなきゃ!ってなってた4か月の間にできましたってことなのでしょうが。

どのへんまでが「投手として」なのかとか、「投手としてじゃなくても」なのか、「なんかいいもん」なのかとか、

そんなのは多分、本人たちもまだわかんないんでしょうけどw


三橋君が寝てるとこ起こしてまで自分の話したいこと話す相手なんて、多分親とか除いたら阿部君だけなんでしょうしなあ。

阿部君は阿部君で、「誰が居なくなってもみんな困る」はほんとだけど、
「オレが居ないとコイツが困る」とか、「誰も困らなくても、誰か困ってもオレが居たい」っていうのを色々実感する体験だったでしょうしね。



じゃあ、2年たって、チームとしてとか、投手としてとか、
なんかそういうの関係なくなっちゃったら、どうなるの?
何にもなし?そんなの寂しいじゃない!

って思うと、あーしてみたりこーしてみたり、
読者は色々自分が見てても
さみしくならない話を妄想してしまうわけでありますが(笑)



でもまあ、どれもこれも、「何にもなし」も
同じく「あり得る未来」の可能性の一つでしか
無いわけなんですよね…w

だからまあ、そんなのありえないよ、とか何にもなしがフツーだろって言うのも、

なんかちょっとさみしいなって思うんですけどねw


いいじゃないか、なんでもありでw

そのうちいつか答えは見られるんだろうし。

自分の友人ひとつとってみたって、



もう一生お互い会いたくないと思ってるだろう人もいれば、

亡くなった人もいれば、

高校出たらなんとなく音沙汰ナシのひともいれば、

ずっと年賀状出してるけど返事の来ない人もいれば、

こっちから出さなくなった人もいるし、

全然関係ない道に進んだけど今でも家族ぐるみの付き合いだとか、

全く付き合いないけど、いつでも電話できる気がする奴とか、

なんだかんだで今も同じ職場にいるよって奴とか、

全然そんなそぶりなかったくせに結婚してやがる奴らとか、

結婚してやがるって風の噂に聞いて、男同士でしょ!って愕然とした先輩と同級生とか…w




まあ、あと2年しかない、「そんなのさみしいな」って思ったら、

彼らは彼らでさみしくならない方法をこれから見つけていくのでしょうなw