よく、犬型人間とか猫型人間とかいいますけど、
あれですよね。
おお振りのキャラクターとかだと、選手の子とかはほぼ全員犬なんじゃないかなとか。

何でそう思うかって言うと、猫人間は基本団体スポーツキライじゃないですか…w
なんだろ、ピシッと両極端に分かれるものじゃ勿論ないから、集団の中で個人を比較してみたらこいつは犬っぽいとか猫っぽいとか出てくるんでしょうけど、
好きで必死こいて野球続けてるっていうのは、全体集団からみたらもともとかなり犬っぽい傾向の子たちばっかりだと思うんですよ。
あれだこう、一匹狼っぽい子とか軍用犬っぽい子とか、室内犬っぽい子とか色々いるけど、真の猫はこんなとこに居たいともともと思わない世界、みたいな。


利央君はなんかまだあんまり性格よくわからないけど、
ちょっとヒキョーで小ズルい子だとおもしろそーだなと思う…なんて以前書いた気がしますが、
なんというかヘンにめげない根性のある愛情のある子でもよいなーと思ったりもします。
なんだろ、人懐こくて蹴飛ばしても蹴飛ばしても寄ってくる室内犬系みたいな
…とかそんな、お話w


えー、和さん卒業後の桐青の高瀬君の相方はまあ利央君だろうって
普通に思っちゃうわけなんですが、
実はそうじゃなかったりして…みたいなのも結構思いますよね。

なんだろ、キャラ紹介であの大きさのカットで紹介されてるので、
利央君はけしてひぐち先生の構想の中で重要でない端役Aではあるまい、とは普通に思うのですが、重要な端役=試合で活躍する選手ではないということはひぐち先生だと全然アリな気もするので(笑)
「3年間公式戦には出られなかったけど、それでも野球やって良かった」と言う子たちの気持ちを語る役が利央君だったとしても、ありえないとは思わないなというか。

なんだろ、王道は中道ってんじゃないですけど、
「こうするのが誰にとっても一番いい」ってお話の作りじゃないですものね。


桐青には2年生の控え捕手がいて、夏大のときは腰をいためているという話だがベンチ入りはしていた、という話がありましたが、
これ誰なんでしょうね(笑)
コーチャーしてた子のどちらかかな?と思ったんですが、
「キャッチのミットが動きません」って監督に言った子は3年だったみたいだし、そうするともう片方の子かもなあ?というくらいしか。
んでまあ、甲子園の話のときには利央君はAチームにいないようなので、
いちおう正捕手の腰はいまのところ治ったみたいですな。
まあ、実は練習サボってた準さんがバツくらってBチームの試合で投げることになってたからです…なんてこともあってもおかしくはなさそうだけど(笑)


んで、利央君は捕手が一番スキってんでもないのかもなあ?なんてこともちらっと思ったりするわけなんですが。

西浦のトコへやってきた利央君が一番興味を持ったのは投手の三橋君でも捕手の阿部君でもなく、準さんのシンカーを打った田島君だったわけだし、
なんだろ、迅くんの代わりに出るかー?と言われた利央君の反応とか見てると、利央君はポジションよりもまず試合に出たいのかもしれないなとか、
監督にお前捕手やれと言われたからやってるだけなのかもしれないなとか。

なんだろ、舞台に立たせてやるというなら、どんな役でも文句は無いですし、きっちり勉強して精一杯やってみせます、みたいな。

これもなんか、別に利央くんの志がどうこうとか悪いと思うという話じゃなくて、
大所帯の野球部にいたらフツーというかそんで当たり前ぽいし。
逆にホントは捕手がやりたいのにライトなんて!とか言う人がいたら、
ベンチ入れるだけでも羨ましいよ、なに言ってんだって仲間が一杯いるんですもんな。

ピッチャーやれないなら野球部入ってもしょうがない、と思った三橋君とか、
キャッチャーさせてもらえないなら、強いトコはいったってしょうがない、と思ったかもしれない阿部君とかとは、やりたいことが違うってだけで。

利央君が一番やりたかったことってなんなのかなあ。
まず最初はやっぱり兄貴に認められる事、ですかねえ?

「にーちゃんの夢は俺が叶えてやる。俺がかわりに甲子園にいってやるよ!」

とかでもいいなあ、と。
呂佳さんはこう、なんだろ、気合いでどうにかなることじゃないのに何真剣に俺がヤルとか言ってるんだ…とか、
野球のわかんない人じゃ勿論ないから、
お前が一人頑張って結果が変わるような実力選手でも無いだろう、お前…とか、
そう言われたら俺が喜ぶとでも思ってんのか…?とか、
そんな事もわからずにそんな事言うんだから、まったく甘くておめでたくてバカな奴だ…とか、
なんかそんな風に思ったんだったりしそうかなあとかね。

なんだろ、それこそ室内犬がですね、ご主人を守る気満々ででかい犬に吠えてるのを見たときみたいな。
これもなんか、それ見てどう思うかって見る人の考え方とか精神状態なんだと思うんですけども、
バカだなー、でもそこがカワイイよ、なんか尊敬するよって思うときも、
むしろ守られる存在のくせに、一人前の気でいやがるとこがむかつく、って思うときもありますよねw

まあ、もともとの呂佳さんがどんな人だったのかとか、
利央君との兄弟関係がどうだったのかなんて、
推測というか妄想するしかないくらいわからないんですけどまあ、
野球の道具を利央くんに全部やって野球やめるつもりだった時の呂佳さんは少なくとも、もし代わりに俺が夢をかなえてやるよ!なんて言われたとしても感動するような精神状態じゃなかったろうってことはたぶん間違ってはいないと思う。

んでまあ、室内犬をちょっと苛めてみたくなる時の気分って、
なんかこう、自分に対する愛情を全く疑ってないトコとか、
自分の他人に対する愛情を全く疑って無いトコとか、
なんでもできると思ってそうなとこにむっとするわけで、
疑うような経験がなかったからそう思ってるだけだろう、
現実を思い知らせてやろう、みたいな感じですよね、なんかw
それでこう、犬が近づいてこなくなったり自分を憎むようになったりすると、
こう、ほら見ろ、わかったろ?お前はそんなスゴイもんじゃないんだから。
みたいな、なんか嫉妬に近い感覚。

……そこでこう、なんかあれですよ。
殴ればきゃいん、とかいって尻尾まいて逃げるし、
でかい犬にガタガタ震えてたりやられて傷だらけになったり、
時には平気でご主人様置いて逃亡とかしても、
しばらくするとやっぱり尻尾ぱたぱた振って寄ってきたり、
ほんとにピンチのときには夢中で遊んでてサッパリ気づいてもくれなかったりするくせに、
やっぱりご主人様のためにこりずにでかい犬に吠えつくとか、
なんか謎の根性愛で最終的に人間を敗北させるような犬…みたいな利央君でもなんかよいなあ、とw

利央君は美形キャラです、って設定だし、
なんだろ、小さいころから知らない人とかでもカワイイ子供には優しくなっちゃうし、
甘くなっちゃうでしょうから、
「わけもなく自分を嫌う人なんていない」「がんばれば最後には許してくれる」
みたいな自信が根っこにあってもいいなあと。
なんだろ、「オレに好かれても嬉しくないし迷惑だよね」みたいな発想が
かぎりなくゼロにちかい、って感じの?w

そういう人がぺしゃんと潰されてひどい目にあったり、厳しい現実に甘さを再確認したり、自信を無くしてちょっとオトナになって謙虚になりました、高慢な子供になっちゃいけませんね…みたいなお話ってのは世にゴロゴロしてるんですが、
なんかこう、子供だな、甘ちゃんめ、とみられててても、
甘くはない現実に出会っても、いろんな経験をしても、
根本的に自信がありすぎて愛を勝ちとるまで全然あきらめない感じの人も、
それはそれで清々しいなあと。

俺がカッコよくてさ、いいヤツでさ、役に立つからみんな「普通より」俺が好きになってくれるんだよっていうのじゃないから、そういうものを取り上げられたり、お前なんかダメな奴だと言われてもそうそう自信はなくさないんですよね。そういう人。
ここがダメだったから、「普通より」嫌われちゃったのか、とは思っても、
それでオシマイだとはちっとも思わないみたいな。

なんだろ、「好きでも嫌いでもない状態」が基準点だとは知ってても、
その基準点がもともと普通よりかなりプラスにずれたとこにあるというか。

愛されて育った子供はみんなプラスにずれてるんでしょうけど、
大人になる過程で傷ついてそこが甘かったのか、
って基準点をもっと低いところに動かす人もいるし、
いや、基準点はココでいいんだよ!って生き抜く人もいる、と。
なんだろ、牧師さんとかそういうのになれる才能かもしれないですね。


「変な目の色~!ガイジーンとか苛めてきたヤツもいて、
 仲間外れにされたりしょっちゅう泣かされたり喧嘩したりしてたけど、
 最後にはちゃんといい友達になれたよ!」とか、なんかそういう感じの(笑)

…まあだから、なんかそういう利央君でもいいなあ、なんて思いました、とそんなお話でした。


ねだるな
あたえよ
かちとれ