アフタヌーン2010年8月号のおお振りより。
濡れ髪の阿部君、というリクエストがあったので…
ていうか、まあ…
描く前から想像してたとおりの雰囲気のアレに…
…以前にもコミックスの感想のどこかで書きましたけどだから、
この二人はそう見えてもしょうがないし、そういうのに近いところもたしかにあるんだって!…たぶんね!
…あ、タオル持ってる手は三橋君の手だよ!影がアレでアレだけど、
この手が阿部の手に見えたり、何か違うことを頼んでいるように見えたとしても、
それは見た人のせいなのか?俺のせいだ。
甲子園観戦ツアー、ホテル宿泊の図。
シャワー浴びて30分後に集合とのこと。
阿部のシャワー5分はテーピングはがしてお湯かぶっただけと見た。
気をつければ新人戦出れるかも、という阿部に出なくていいよ!
「新人戦3つは俺たち必ず勝つ、阿部君は治すほうだ!」
と強い視線で訴える三橋君。
ちょっと照れて
「……かったよ」
と頷く阿部君……のシーン。
なんか、ホテルの部屋に入って最初に外の景色を眺める人は夢や希望が大きい人なんだそうで、
自分の居場所を決めないと落ち着かない人は内向的な人らしいですよ。
で、まず避難経路とか中の調度とかをチェックしまくるひとは何かに怯えていて、
家にいるのと同じような行動をする人(モノを散らかしたりそういう)は、安全と思っているらしい。
そうやってみるとなんか、あのちっこいコマの二人の言動がなんか面白くないですか?w
二人でホテルの中と景色見て、三橋君はベッドどっちか早く決めてほしくて、決まったら早速散らかしてw
たぶんこれに限らず作品全体になんかそういう心理学の知識がある人が
まじめに分析を試みても面白がるような台詞以外の表情や行動のヒントみたいな、
そういう仕掛けもこの漫画あちこちにあるんでしょうね。
自分はサッパリですがw
上のもそんなのに凝ってる友人に聞いた話なんで、
学問的に正解かどうかなんて知らないですよ、念のためw
なんでしょう、三橋君と田島君が言葉のコミュニケーションが取れてる一方で、
三橋君と阿部君は言葉以外のところからコミュニケーション取っていってるんでしょうね。
野球自体とか、表情とか、言っている言葉じゃなくて声の調子とか、態度とか、知っている範囲の性格からの予想とか。
そして双方相手を理解しようと考えて正解率を上げる努力をした経過もあってか、
ある意味極めれば周囲からはテレパシーにしか見えないような謎の通じ合いっぷりとその割りに普通のことが通じ合ってなさっぷりは、これからも続いていくような気がします。
ベッドの上散らかしてるのに大声でツッコまれて慌てて片付けてお風呂に逃げ込む三橋君も、
びっくりはしてるけど怖がってないし、
「い」「い」「なお」
(言葉の意味はわからないが怪我の具合をきかれている気がする)
「あーもー、走れそう」
「ホントに?!」
ってアレもそうですよね。
三橋君が自分の怪我を心配してることがちゃんと阿部君にはわかってて、
だから正解したみたいな。
三橋語は相変わらず「は?重?!」だったしw
怪我の心配っていえば、榛名君に会いに行くときとかに、
チラチラ後ろを振り返ってた三橋君に、もう「前見てろ!」って言わなかった阿部君とかも、
なかなかにくすぐったかったですよ!
まあ、そういうわけで、台詞だけならあっさりしすぎな三橋君の「出なくていいよ」に素直に頷く阿部君には、
読者に見えることよりなんか色々なものが伝わってるんでしょう。
三橋君だって阿部君が一日も早く復帰してくれたほうがいいに決まってるけど
ガマンして頑張るつもりなこととか、そーゆーのかもしれない、とまでしか、
読者には永遠にわからない本人しかワカラナイ何かをw
ベッドに座ってテーピング巻いてるときに三橋君にそう言われて頷いて、立ち上がって
「それまではブルペンでガマン」って答える阿部君。
「うん!」とよいお返事の三橋君。
なんか、「上から目線」ってよく言うけど、
実際に物理的に上からの目線で何か命令されて素直に言うことをきく人っていうのは、
相手を尊敬して従う意思のある人に限るらしいですよ。
なるほど、怪我してんだからガマンしなさい、は立った三橋君に座った阿部がハーイって頷いて、
オレに投げたいだろうけど、ガマンしなさい、は立った阿部にちょっと背の低い三橋君がハーイ、
もしくは同じ目線で「お互い組みたいのは山々だけどガマンしような!」「おう」ですか。
よくできてんな!!
やっぱりなんか、こういうのがあるので、
細かいところをちくちく掘り返すのが楽しくてやめられないのですが…w
三塁コーチャーとかさ…w
