正しく知って正しく怖がる
今日はそんなお話です
昨日はcocoicoにて
病院の講座がありました
もう早いもので
講座の半分ぐらいが
終わろうとしています
これまでは
よくある「症状」の話
この辺りから
「じゃあその症状をどういう風に
考えていくのか」
といった話になってきます
ここからの内容も
大事なところですね
飼い主さんの仕事として
先生と一緒に
治療をしていくこと
がある
診察室の中では
先生が治療をしますが
日々のケアは
飼い主さんしかできない
治療していく時に
先生が言っていることを
理解するために勉強している
そんな感じで
次回の講座の内容を考えていた時に
こういった言葉に出会った
同じ原因で違う症状
同じ症状で違う原因
こういう言葉
シンプルな言葉なんやけど
すごく的を得てるなと思います
Aちゃん
Bちゃんがいる
例えば
花粉の影響で涙が出ているAちゃん
花粉の影響で耳が痒くなっているBちゃん
同じ原因でも
あらわれている場所が違う
っていうことなんですね
なので、ぱっと見違う病気に見えても
原因が同じことだって
あるということです
逆に
耳が痒くて
食事の影響しているA ちゃん
耳が痒くて
ハウスダストが影響しているBちゃん
同じように
「耳を痒がっているから
これをしておこう」
ってなっても
原因が違うから
することが違ってくる
つまり
完治する確率が低いんですよね
だから同じ症状で診断されたとしても
「私はこうしたから
あなたもしたら良い」
っていう意見交換することが
得策ではないということなんですね

だって
原因が違うと
することも変わるじゃないですか
さっきの耳の話で言うと
食べ物とハウスダストだと
対応が全然違う
食べ物だったら
加工度が低い食べ物に
しなきゃいけないし
ハウスダストだったら
部屋の掃除を
せないかんかもしれん
そういった話を
「なるほどね」って
しっかりと理解するために
今、一生懸命
生徒さんは勉強してるんですね
こうやって知ると
「○○という病気は○○をしたらいい」
っていうのが
全く的外れのアドバイスっていうことが
よく分かりますよね
だから
【正しく知って正しく怖がる】
っていうのは非常に重要だなって
僕は思います
ぜひ、愛犬のためにも
正しい情報収集を
応援してます