「何故幼いこどもには誤魔化しが効くのか?」

子どもが純粋で100%大人を信頼し愛してくれてるからです。特に親。

私はひよっこみたいな福祉専門職者でしたが、特にイヤイヤ期で、自我がでてくる2〜4歳ぐらいのお子さんの親御さんにずっと伝えていたことがあります。

できない約束はしないでください。

たとえ小さな約束でも必ず守ってあげてください。

できないならできない理由を、心から謝ってちゃんと伝えてください。

子どもは単純だから誤魔化されるんじゃないんです。100%信頼しているからこそ信じるんです。
だから「どうせ忘れるから」とか、「この場だけしのげればいいや」という気持ちや誘惑に負けないでもらいたいなと。

大人にとってはささいなことでも、信頼して愛している人から裏切られたら心は大きく傷つきます。大人だってそうでしょう?

増して「鬼がくるよ」とか「おばけくるよ」とか「おいてくよ」なんて脅しも。
大人だって恋人やパートナーに脅されて良い気持ちはしませんね。
子どもは純粋故に愛する人から言われたことを信じきってしまいますから、その恐怖は計り知れません。

「〇〇に行きたい!」
「じゃあ明日行こう」
で、連れて行かないとかね(*´-`)

そういう小さな不信感が募り、ネガティブになる。
どうせ、、、と諦め、大人や他人への不信感、攻撃生、自己肯定感の低さへ繋がってしまう。

子どもも人間です。自分で自分の面倒を見れないからこそするどい洞察力を持ちます。

だからこそ、脅したり嘘で服従させるのではなく、愛情と誠意と尊重する気持ちを込めて成長のサポートをすることが大事だと、一人の親として、福祉専門職者として感じます。

オレンジリボンのポスターを眺めながら、身近にある子どもの人権の尊重について考えてみました。

知恵比べなんですがね。

そんなまじめなこと語ってますが、私、息子との知恵比べに負けましたw

公園に行くのにプラレールを持っていこうとするので、
「プラレールは線路がおうちにあるから、お部屋で遊ぼうね」
と言ったのですが、そこで息子が一言
「電車はお外で走るの。お部屋は走らないよ」

.....たしかに。。。

斜め上からきた答えについ納得してしまいました。

「いや地下鉄は一応室内にカウントできるんじゃない?」とか「でも線路はないし」とか後から考えてみれば交渉できそうなものもありましたが、あまりにも盲点つかれて言葉がでず。。。

逆に「あれ?なんでダメなんだっけ???」と自分の思考を検証。タイヤがダメになるんじゃないか?って気持ちがあった。砂も入るかも、、、。でもそれなら電池の車両だけ置いていけば良くない???

うんまあ何事もチャレンジだ。本人が遊んでるのを見てから考えよう。

ここまで約2分。

結局あそばせた結果、、、何も問題ありませんでした(^^)

かけっこや遊具でも遊んでいたし、プラレールの扱いも母が思うよりずっと上手でした。毎日遊んでるものね。

むしろ秋の綺麗な空の下で走らせると開放感が違う!電車もイキイキしている感じがします!

ただ、息子はやはり何か違ったようで10分ぐらいで満足していました。

逆に私は何であんなに電車が壊れるかもって思ったんでしょう?固定観念というか思い込みかなと。

何より息子をもう少し信じていこうと反省。

やはり何事もチャレンジですね。

そして下心ある言葉は純粋な心の言葉の説得力には敵わないです。

母親3年目。まだまだ学びがいっぱい