私は１回の撮影で撮った
たくさんの写真データを
できるだけたくさんのまま
お渡ししたいと思っています。
人によっては
こちら側でセレクトして
撮ったうちの数枚に絞ってお渡しする
とされている方もいると思います。
でも私はそれをしたくない、
できないと思ったんです。
その理由は大きく分けて3つ。
①基本的にはどんな瞬間もどんな表情も
どれもあなたそのもので『今』を感じる
大事な瞬間。
どれもいいと思うからです。
見て知ることは
新たな自分をみつけることにもなる。
意図していない目つぶりでも
何かをそこに感じると思った目つぶりの場合は
それもお渡ししています。
②私の『好き』と撮られた人の『好き』は違う。
どれもいいと思う中でも
特に「これいいな」と思う写真は
私とあなたとでは違う場合も多々あると
感じるからです。
たくさんの中から選ぶという手間を省くために
セレクトしてあげるということは
大事かもしれないけど
もしセレクトしなかった中に
あなたが『好き』と思う写真があったら？
日の目をみない写真たちがいるのは
もったいないと思っちゃうのです。
それだったら両方見てもらって
好きなほうを使えばいいし
自由に感じて選んでほしい。
あなたの感性を信頼して任せたいなと思います。
③撮っていた時間のストーリーを
ダイレクトに何度もあじわえる。
120分一緒に過ごす時間って
あっという間ですけど
120分あれば結構いろんなことが起きます。
「あーあんな話したな」
「こんなことがあったな」
「このときこんな気持ちだったな」
「ここでこんなふうに撮ったな」
一連の流れを感じられる状態でお渡しすることで
撮っていた時間が愛しかった、楽しかったと
写真を見るたびに記憶として
何度も思い出せるのは幸せで嬉しいことだ
と思うから。
どの写真も愛しいなと思っちゃう私が
写真をたくさんお渡しする理由でした♪
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