4週連続デモ～秋の宣靖陵

11月に入っても暖かく

過ごしやすい日が続いてたソウルですが

いよいよ、次の火曜日あたりから

ぐんと冷え込む予報です。

さて、

今、韓国では大統領問題で持ち切りです。

ここのところ

毎週土曜日になると

光化門広場一帯で

大規模なデモが行われており、

旅行者のかたもその動向が気になるところだと思います。

在韓日本人に対しては

在韓日本大使館より、

１～２日前にデモのお知らせがきます。

場所としては、光化門広場、市庁前広場あたり、

この土曜日には、江南でも学生デモがあった模様。

主に週末に行われますので要注意です。

市民デモですので、

投石、放火などの行為は見受けられませんが

用心するに越したことはないので

特に週末（土曜日の夜）には

お気を付けください。

先ほどTVをつけたら、お笑い番組でギャグにされる

チェスンシル氏（右端の女性）が。。

さて

市民生活はといいますと

至って平穏、

いつも通りです。

ここは、

地下鉄2号線、宣陵（ソンルン）駅と

9号線、宣靖陵（ソンジョンルン）駅の間にある

朝鮮王陵「宣陵（ソンルン）・靖陵（ジョンルン）」です。

朝鮮王朝の歴代王の墓は

ソウル近郊に40基あるそう。

そのひとつ「宣陵靖陵」の入場料は、大人1,000ウォン≒95円。

18歳未満は無料です。

入り口から右手へ進むと

靖陵（ジョンルン）があります。

第9代王成宗(ソンジョン)の２番目の息子であり、

第11代王の中宗(チュンジョン)の王陵。

この方は、チャングムにも登場する王だそうです。

鳥居のような朱塗りの門は

「ホンサル門」といい、聖域に入る境界のようなもの。

奥に見える「丁字閣」まで伸びる参道は

左側の少し高くなっている方が霊魂の通り道で

立ち入り禁止となっています。

奥の築山がお墓です。

こちらは

保護樹になっている

樹齢500年の銀杏の木。

はらはらと舞い落ちる葉を見ていると

なんだか落ち着きます。

癒し効果もあるかな。

こちらは、

入り口から左手の方向にある

宣陵（ソンルン）。

第９代王の成宗(ソンジョン)の王陵です。

見守る石像は、

文官の像、武官の像、羊や虎など。

すぐ近くには

２番目の継妃の陵もあり、

築山の向こう側には

同じく、石像が守っています。

公園として整備されていますので

ベンチやトイレも完備。

アップダウンはあるものの

散策にはぴったりの

都会の中の公園です。

ソウルの街路樹は

銀杏やプラタナスなど

黄色く色づく樹木が多く、

黄色のモミジも多くみられます。

ソウルの秋は

やっぱり黄色。

赤いモミジは

日本の秋のイメージかな～

木立の向こうに

落ちる夕日を見ていると

ここが都会の真ん中だなんて

忘れてしまいそうですよ。

宣陵・靖陵

ソウル特別市 江南区 三成洞 131
(서울특별시 강남구 삼성동 131)

＊月曜休み

地図コネストさん参照。

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