今週のソウルは、
1週間ずっと20℃越えの予想が出ています。
平地では、桜も散って、
つつじの花が咲き始めました。
以前紹介したチンダルレ(カラムラサキツツジ)は早咲きですが、
アパートの植え込みなんかに使われている
つつじは、日本でよく見かけるものと同じです。

木々の新緑も
日に日にその濃さを増しています。

さて、
ソウルにも、パン屋さんはたくさんあるんですが、
ソウルに住み始めた当初は、食パン探しに苦労しました。
あるにはあるんです。
でも、どれもが、薄くスライスされている。。。
トーストで食べるにはちょっと薄く、
サンドイッチ用だとやや厚めかな、という厚さ。
最初は言葉もできず、
パン屋さんも近所のお店しか知らなかったので、
切っていないのはないの?と身振り手振りで聞くも、
「ない」というお答えでした。
そのうち、カットされていないパンも見かけるようになりましたけれど、
そのパンを買うときに聞かれるんです。
「チャッラ ドゥリルカヨ?(お切りしましょうか?)」
最初は、きょと~んです。
うっかり首を縦に振ろうものなら、
せっかく見つけた丸のままのパンも、
あっという間に、サンドイッチ用並みに薄くスライスされて
・・・
しばらく暮らしていると、
韓国では、何でもカットするんだと気がつきました。
何でも、はさみでちょきちょきの文化。
お肉、キムチ、冷麺、なんかも。
なので、パンも最初から切ってあるんだな~と納得しました。
(あれ?この解釈、あってる?)
最近は、新しいパン屋さんも増えてきて、
予めカットされた食パンでも、薄すぎず、
6枚切りの厚さ程度のパンが出回るようになってきました。
友人おすすめの近所のパン屋さんでは
もちもちカリッとする食パンも見つけました
日本で修行なさったというパン屋さんなんですが、
やっぱり、
「チャッラ ドゥリルカヨ?」
こちら、
細いハード系のパンにクリームの挟まったものですが、
持ち帰るのが不便かなと思って、、、

首を縦に振ってしまったら、、、
こんなに、ちんまり。
食べやすいけど、美味しさ半減な気がスル。

さらに、
デパ地下に入っていたアンティ・アンズでも
プレッツェル1個を買ったところ、
「チャッラ ドゥリルカヨ?」と予想もしない言葉が投げかけられました。
興味津々で「はい」と答えてみると、
すごい勢いで、プレッツェルにはさみを入れ始めました。
おお~、ダイナミック
(写真撮るのも追いつかず・・)

で、
こんな感じに、
チャラレました・・・。

すてきな結び目の形は
跡形もなくなり、もはやプレッツェルとは思えない。。。
韓国の
はさみ文化、
恐るべし。。。