冷静と情熱のあいだ | Coco de Mer | Blog

冷静と情熱のあいだ

雨が降る月曜日、無性に恋愛映画が見たくなり、レンタルビデオ店へ。
邦画の棚で目に留まったのが、『冷静と情熱のあいだ』
随分前に小説を読んだことを思い出し、DVDを手に取りました。

1999年に出版された江國香織と辻仁成という二人の人気作家が
、女と男それぞれの視点から
一章ごと交互に書き、一つのラブストーリーとして作り上げたベストセラー小説の映画化


2001年公開作品、との文字。 なんともう10年前!!

主演は竹野内豊とケリー・チャン。 映画の中のお二人の姿も若い!
当時、小説の販売部数330万部、
映画の観客動員数は200万人、と読んだり観たりされた方も多いのではないでしょうか。

究極の純愛小説と言われたストーリーは・・・

東京、フィレンツェ、ミラノの三都市を舞台に、
一度別れた二人の運命の物語。
男性(順正)は、学生時代を共に過ごし、深く愛し合い運命の女性だと思った女性(アオイ)への想いが忘れられない。
学生時代に彼女が言った「わたしの30歳の誕生日に、
フィレンツェのドゥオーモ(大聖堂)で会ってね。約束してね。」
という言葉を胸に、
彼女が10年も前の約束を覚えているはずがないと思いつつも、
約束の日にドゥオーモの階段を上り待ち合わせの場所で彼女の姿を
探す。
そして・・

誰かを一途に想う気持ち。男女二人の心の絆。やっぱり泣けた。


10年も同じ人を想っていれるだろうか?

でも、この映画も10年前のものだから、
10年はあっと言う間なのかな、とも。

今日は5月25日。小説の中のアオイの誕生日。二人の約束の日。

あなたにも、忘れられない人はいますか?


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