このブログを再開して、

「さて、どういうふうに使っていこうかしら?」などと考えていたのですが、

ふと、今年の9月でわたしのアメリカ生活も25周年を迎えることに気づき、
その間に起こったいろいろなこと、経験などをシェアしながら、
英語の勉強になることもちょっと含めて

これからしばらくの間ブログを書いていこうかなと思いました。合格


カバンカバンカバンカバンカバンカバン


1994年わたしは日本でダンサーをしていました。
たくさんの舞台に立ったり、ティーチングをしたり、もちろん自分の稽古も、
かなり忙しく、東京、神奈川を走り回っていました。

それ以前から短期間でもアメリカで暮らすことを夢見ていましたが、
その頃、あるきっかけで、ついにそのタイミングが来たと感じました。


留学についてはある業者を通してヘルプしていただいてました。

その業者の方は
当時、バレエに明け暮れ、非常に過酷な生活をしていたわたしが
ひどい風邪をひいて声が出なくなっていたり、
大怪我をして松葉杖をついていたりなど、
留学のミーティングで会うたびにそんな感じだったのを見て、
「美人薄命っていうけど、あなたは長いことないね」とか言ったり、
(まあ、『美人』の部分だけはありがたく受け取るとして 笑)

わたしの父が弁護士だと知ると、
「あなたのお父さんは稼ぐ役で、あなたはそのお金を使う役か?」
・・・などと言ったり、

そうかと思うと、突然電話してきてわたしを芝居に誘ったりなどする、
ちょっと変わったおじさまだったけど、(下心は特になかったと思う・・・笑)
しっかりとケアをしてくれる業者さんだったので、
その2年前に変な業者を使って
ニューヨークに5週間の短期留学をした時と比べると
かなり安心して旅立てました。


この留学では5年の student visa を取得し、
NYU (New York University)Dance major
大学院に行く予定をしていました。

(※留学を業者を通してする時はきちんとしたところを選びましょう!
お金をケチるとろくなことないだけでなく、
お金だけはしっかりとってもひどい業者もいるので要注意!)


ニューヨークへは同じ業者を通していた
2人の日本人の新しい友人たちと一緒に経ちました。

空港まで見送りにきてくれた家族、古い友人たちと別れ、彼らと合流し、
3人並んで座ってニューヨークまでの長いフライト。

胸の詰まるような emotional な時間だったと同時に
トイレのまん前の座席で、椅子を reclining することができず、
心身ともに非常にしんどいフライトだったのを覚えています。


向こうでは黒人の女の人が出迎えに来ていて、
でもほとんど無言でただ3人を cab に乗せてくれました。

そのまま cab でNYU(New York University) の寮へ。


自分の部屋に入ると、Roommate の女の子が
彼女のベッドルームで昼寝をしていました。
(ベッドルームは別々でKitchen, Bathroom はシェアだった)

日本人とは違う(その子はGreek Americanだった)
彼女の寝顔を遠くから不思議な気持ちで眺めた、あの瞬間の記憶は
わたしの脳裏に今もはっきりと刻み込まれています。

彼女を起こさないように、自分の部屋で静かにしていたのですが、
目を覚ました彼女は
"When did you arrive? You should have woken me up."
・・・と言っていました。


さて、寮に到着後、日本人3人組は6人のグループになり、
その6人は最初の頃は一緒に助け合いながら行動しました。

初めて暮らす異国の地ではわからないことだらけだったし、
一緒に行動できる人たちがいることのありがたさを感じましたね。

その6人はみんな英語力も年齢もそれぞれで
(でも全員20代でみんなほぼ同世代の若者たち)
男の子3人、女の子3人。

そのなかの3人はDesigner 志望者、
1人は Movie director 志望者、
一番若かった当時20歳の女性は一番英語が上手で
その前、一年間LAで大学に行っていました。
それと dancer のわたし。

5人、みんないい人ばかりでした。

わたしたちは一緒に必要なものを買いにいったり、
食事に行ったり、時には遊びにいったり、
当時はいろいろなことを一緒にしたものでした。


とにかく、渡米最初の頃の記憶は Special で印象的な分、
かなり Vivid

その中でも特にNYCに着いたその日のことは
25年近くも経った今でも
まるで昨日のことのように思い出せるくらいにはっきりと覚えています。


9月の初めという季節でしたが、
日本と比べると涼しくて、空気もドライで、
夕方になるとかなり肌寒かったことも思い出します。

その上 Dorm (Dormitory) の部屋にはベッド、机などの家具はあっても
Sheets, pillows, blankets, comforters などの Bed set はなく、
Lamp もなく、
部屋は真っ暗で寒くて、なんだかひゅるるとしました。

Bed set Roommate に借りてその晩は何とかしのぎ、
翌日お店に日本人仲間たちと Bed set Lamp を買いにいきました。

日本でならなんでもなくできることがすべてとても大変で、
めげることもとても多かったのですが、
そういう思い出こそ、なんだか胸が熱くなるくらいに懐かしく感じます。ドキドキ



student visa・・・学生ヴィザ
Dance major・・・ダンス専攻
emotional・・・感情的
reclining ・・・リクライニング
cab ・・・タクシー
Roommate・・・ルームメイト
Kitchen・・・台所
Bathroom・・・バスルーム
Greek American・・・ギリシャ系アメリカ人
When did you arrive?・・・いつ着いたの?
You should have waken me up.・・・起こしてくれればよかったのに
Designer・・・デザイナー
Movie director・・・映画監督
dancer・・・ダンサー
Special・・・特別
Vivid・・・鮮明
Dorm (Dormitory) ・・・寮
Sheets・・・シーツ
pillows・・・枕
blankets・・・毛布、ブランケット
comforters・・・掛け布団
Bed set・・・ベッドセット
Lamp・・・ランプ



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