昨晩、一人息子(小4)のひーと話していて、ふと、「ママは年取ってからひーを産んだから、ひーはなるべく早く結婚して、子供をつくるといいよ」と言いました。
というのも、一人っ子だし、いとこも1人、しかも10歳以上年の離れたお姉さんしかいないので、将来、親が亡くなってから寂しくなるだろうなあ、と思ったのです。
なにせ、まだまだひーは甘えん坊で、かわいがっていた4匹の猫も亡くなってしまって、そして、友達は多いけど、夜、一人で寝るときは寂しいのかな、とふと思ったのです。
すると「人間って何歳くらいまで生きるの?」とひーが聞いてきたので「80歳くらいかなあ」と答えました。
すると「あと30年しかないんだ」と私の年齢から逆算しました。そうか、あと30年か。
「ママは100歳まで生きるからあと50年あるよ。ママのおばあちゃんは100歳まで生きたから、長生き遺伝子があるからね」とギャグっぽく答えましたが、でも、頭もしっかりして迷惑かけずに生きられるのは、むしろあと20年くらいしかないのだ、と思うと、なんだか身につまされました。
自分ではまだまだ人生の勉強中の身のように思っていますが、でもあとたった20年なのです。
もしかしたらもっと早くお迎えがくることだってありえます。
生きていても動けなくなることだってあります。現に、いまも足が痛くて、年々、ゆっくり歩行しかできなくなりつつあるのですから。
ひーに対して申し訳ない気持ちにもなり、でも、この子に残せるものはなんだろう、と考える夜となりました。