昨年末から毎日寝る前にコツコツ見続けていたネットフリックスの「ザ・クラウン」をようやく見終えました。


イギリス王室のエリザベス2世の即位から最近までを描いた事実に基づく、でもあくまでフィクションのドラマです。


 俳優達のそっくりさんぶりを楽しむもよし、優雅なインテリアや衣装、生活を楽しむもよし、保守的な世界の中で、決められた運命にどう折り合いをつけていくか、という人生の選択に思いを馳せるもよし、いろんな楽しみが詰まったドラマでした。 

ヨーロッパ現代史のお勉強にもなったかも。


日本も天皇制がありますから、天皇家の方々にもどうしても思いを馳せることになります。そうそう、一瞬だけ昭和天皇(当時)と皇后(当時)もでてきます。


もちろんダイアナ妃も、キャサリン妃も登場します。


植民地が独立しそうになって、危機感を抱いて女王自ら赴くところなんて、面白かったなあ。


一生続く女王業を全うしたエリザベス女王2世に敬意を抱かずにはいられなくなるドラマでした。


ただ、お正月に映画「ウォンカとチョコレート工場のはじまり」をみたのですが、2代目エリザベス女王役の女優さんが、強欲で貴族に憧れるクリーニング店の店主という悪役をやってらして、ザ・クラウンのイメージとかけ離れ過ぎて、しかも私より年下とわかり、とても複雑でした。