ウン十年前の話です ばらちゃん中之島の某病院にお勤めをしていた時ですが勤務を終えて 地下鉄の駅に降りて いった時若い男性に声をかけられました その男性、なんて声をかけてきたと思いますか? 事もあろうに 『150円持っていませんか?お金が足りないんです・・・』 うら若きその頃のばらちゃんは心で少しためらいながら手が勝手に動 いてバッグからお財布を取り出していました いつ返してもらう約束をしたわけでもなく 『150円くらいならいいわ~』 そんなことを考えながら定期券を自動検札機に通して地下鉄に乗りま したが・・・ あの時の気持ちって忘れもしません まさかそんなことを見知らぬ人が言ってくるなんて思いもしなかった ので、不意をつかれた感じです 人間無防備な時に思いもかけないことを言い寄られたら思考回路が正 確に働かなくなるもの なんだとつくづく思い知らされた出来事でした で、同じようなことが・・・ 事務所に見知らぬ男性が入ってきて『500貸してください』 『バスに乗って帰れないんです・・・』 瞬間、ばらちゃん昔の事を思い出しましたよ~ 『おいおい、あの時の人かい?』な~んて思ったり・・・そんなは ずがないとは思うんだけど 『500円ってどこまで帰るの?どこ行きのバスに乗るの?お家に 電話かけてみれば? お家に誰もいないの?携帯持っている?電話してあげようか?』 ばらちゃんの矢継ぎ早の質問にタジタジで・・・ 『そこに交番が在るからおまわりさんに話してみたらいいよ』 そう言うと出て行きました 40~50才くらいに見えたけど、 うちの事務所はバスに乗れなくてお金を借りに来るような場所でも ないから、本当ならかわいそうなんですが・・・ 後から聞いた話によればこの男性、100メートルほど先の、うち と取引のある不動産屋さんにも寄ったみたいです 世の中分かりません ただ分かったのは『ばらちゃんも昔に比べると歳食った~~』って ことかなぁ~ これって歳のせい?経験のせい?