実家の父は緘黙で

言わずとも察して合せろ


って

母は苦労していた


私は父の顔色をうかがう子だったし

弟は子どもドウシデモ

私には

何を考えてる子かわからなかった


成長するに連れて

私は父や弟とは距離のある生き方をしている


私はおしゃべりで

察するのは苦手だし

合わせるのも苦手


晩年父とは


距離は縮まらず


聞くという勉強を私がしても

会話をした覚えがないんだなあ


で弟は

父の葬儀や母の介護の大事な話をするが

父と同じで言葉少ない

察して合せろ


ことごとく

ずれる




私は苦しくなってくる