私
実は
義務教育時代の友だちが
ほとんど居ません。
それは虚弱体質(今を知る人は信じ難いでしょうが)で
そもそも学校にあんまりいかなかったし
遊ぶということができなかったので
友だちがいない
そんな私が
9歳の夏
体質強化に無理やり
水練学校という
のに
行かされた
(今でいう、水泳教室だが
海に行く!
水
嫌い
泳げない
だから
さぼる口実ばかり考えて過ごしていた。見事に今も泳ぎは苦手)
そこで
ごぼうみたいに真っ黒で
元気がいい女の子に会いました。
ちょっと憧れました。
最後の日に
住所教えてもらってペンフレンドになりました。
それからの
一昨年なくなるまで
ペンフレンド〜
行き来できる年齢になると
たまにあって
結婚したら
車で30分くらいの
化粧品屋さんに嫁いだので
よく会うようになりました。
ずーっとずーっと
付き合って行くつもりでした
でも
リュウマチを患い
最後の2年くらいは
店に顔を
出さない
出せない
から
LINE
で連絡取り合っておりました。
なくなるときも
集中治療室って身内しか入れてくれないのに
お嬢様が
身内です!
と合わせてくれた
葬式も
どんな風に送って欲しいか聞いてたから
ピンクの花祭壇
遺影は
お嬢様の結婚式の時の写真
お嬢様に美しい死化粧
ユーミンの曲を流す
大好きなワンピースを着せて
ね
聞いてたことは
みんな伝えました
骨上げもさせてもらいました
それから毎月
仏壇にお参り行来ました
でも
それは
彼女が
40年近く守って来た化粧品屋さんが有ったから
彼女を25年支えてくれた従業員さんが
彼女がなくなっても
店を守って
くれたから
その店
6月20日
40年の幕を閉じました
お店で絵本を読ませてもらいました
駅前
子どもが寄れる駄菓子屋もやって
おしゃべりして
いいおばあちゃんになるのが
夢でした
駅前の一等地
彼女の似顔絵の看板も外され
中は
何も
なくなりました
彼女が亡くなったときとは違う
すごい
泣けます