京都から住まいと暮らしをオーガナイズ！！
ひと・いえ・暮らしコーディネーター
のまなべ京子です。
目立つばかりが”サイン”じゃなくて
”サイン”（看板）って
建物や周りに溶け込みながら、
「ここにいるよ」
とさりげなく教えてくれる…
そんな存在が素敵だなと思う。
京都の宇治にある”いたや工房”様の新ショールームにお伺いした時、樹々の先に目をやると目に留まるサイン。
ゲートを入って、建物に進んでいくと視界に入ります。
前面の道が狭くアプローチも短いところだと、このサインは意味のないものになってしまうのだけれど、ちょうどよいところに見えるロゴが、いい。
以前、ビルの外装のリニューアルのイメージコーディネートの仕事をした時のことを思い出す。
外壁が錆び、屋上の大看板が錆び、改修工事を計画されるときのこと。
どのような色でどのような看板がいいのだろう？というご相談を、その地域の工務店様からいただいた。
ビルの名前や、駅前の立地、どの場所からの目線で見えるのか？
外観のカラーリングと共に看板などのご提案をしたのが、かれこれ17年前の今頃の時期。
今はどうなっているかな…と、Googleマップでのぞいてみた(笑)
近隣の建物がなくなっていたりで、少し変わっているところもあったけれど、当時のイメージは、ほぼそのままで溶け込んでいる。
…と思う。
建物＋サイン というよりも
建物の一部としての看板に魅力を感じる。
その下の軒の深い この場所。
間仕切りはないけれど”軒下ルーム”とでも名前をつけたくなるような心地いい場所。
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