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レジデンシャルオーガナイザー®のまなべ京子です。
トイレのドアの開き勝手で
気になること
ドアの開閉方向や開閉方法は、動線などにも関連しますが、とりわけ空間の狭いトイレについては、気をつけたいところ。
この記事では、トイレドアは開き戸か?引戸か?
について考えてみました。
外開きドアの場合、右左どちら側に開くかによっても、使い勝手や快適さが違ってきます。
今回は、開き勝手(開く方向)について、考えてみようと思います。
マンションのプランなどでは、上のような配置だと一般的に左側にLDKがある場合が多いと思います。
左側から進んで→ドアを開けて→入る
ごく自然な動作です。
逆だと、ドアから回り込んでトイレに入ることになります。
例えば、LDKが左側にあったとしても、右側にシニア世代の寝室がある場合、あえて一般的な開き勝手と異なりますが、逆の開き勝手でご相談することもあります。
寝室側の動作を優先する場合です。
夜中に何度かトイレに向かう際、極力動線を短くしたいもの。
ほんの1歩のことですが、
・ドアを閉めてから歩き出す
・ドアを閉めながら歩き出す
動作が少し異なります。
たまに、このような開き勝手のプランを見ることがあります。ドアと壁に挟まれるような狭い感覚(笑)
なので、体をよけるスペースがあるかどうか、なければトイレのドア位置を変えてみたりと、作る方法を考えます。
トイレ前に体をよけるスペースがあるといいことは…
・出入りの際のドアの開閉がラク
・小さな子どもと一緒に入るとき、見守る時など
介護でも同じですね
・倒れた時に、廊下の広いスペース側に倒れられる
私は倒れるスペースにこだわるので(笑)
倒れないから…という人も、トイレは体調の悪い時に駆け込むこともある場所。
広い家なのに、扉に挟まって出にくい…など避けたいもの。
狭い家ならなおさらです。
トイレのドアを開けた時に、誰かと目が合うのはなんとなく気恥ずかしいものです。
LDKから直接出入りするトイレのプランを見かけることもあり、実家は玄関横にトイレがあるので、玄関に人がいるとドアを開けたとたん人もトイレも見えてお互いに気まずい経験もあるので(苦笑)、トイレからの視線は気にします。
配置的に、その位置がベストの場合は やむを得ないですが、トイレには気兼ねなく出入りしたいもの。
可能な場合は視線を遮る工夫しますが、その対策として扉の開き勝手を考慮することもそのひとつです。
トイレを開けた時に便器が丸見えにならない…だけでも。
扉の開き勝手を変えて、他に支障が出る場合は…
どちらを優先するか、別の対策するかなども、家族の生活スタイルに応じて考えます。
ドアクローザーは、バタンと閉まるのを防いだり、一定の角度以上開くのを防いだりする役割があります。
マンションでは既に標準で装備されている場合もあり、廊下を抜ける風が強い地域では必要な場合もありますが、動線のためには、無い方が出入りはしやすくなります。
ドアを開けたところにドアがあったり、壁がある場合はクローザーは役立ちます。
このように廊下が続いている場合は、ドアを180度近く開けておけるとトイレ掃除の時や、トイレに入る人の見守りの時には役立ちます。
ドアと開き勝手…
何気なく慣れてしまっているようですが、あまり気にかけてられないなぁと思うプランを見かけることもあり、気になる時には、住まい方や優先順位など細かにお聞きしながらご相談することもあるのです。
ドアも、開きドア・引戸だけでなく折戸やスライドドアなど他の方法もあります。
どれを選ぶ場合にも、いろんな暮らしのシュミレーションができるといいですね。
たくさんのプランを視て、生活を診て、声を訊く。
そこから、住む人暮らす人の思いを、つくり手に伝えることも私の仕事だと思っています。
新築やリフォームのプランのご相談、プラン後のご相談なども承っています。
ご相談は、こちらから
【トイレの出入口は、どうすればいい?】
●トイレの出入口は、ドア?引戸?
●トイレドアの開き勝手で気になること
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