かれこれ5年前…
アートディレクターの佐藤可士和氏が、いろいろなメディアに取り上げられたりして、当時、こんな本も買ってみたりしました。

佐藤可士和の超整理術


この本の中に登場する、テーブルと椅子意外何もない空間。

収納庫は、全て統一のバンカーズBOXに書類や資料など全てこのBOXで、収められています。
雑多なものは、何一つ出ていない空間。

そんな空間に憧れて、私も同じものを買ってみたりしたものです。

憧れてマネてみても、ダメですね。
そもそも、“自分”というものをわかっていなかった(苦笑)

本に書いてあることに、“そうか~”と思い、“そうあるべき”のような、妄想に近い思い込みが、そもそも間違っていたのですね。

今なら、そう思えます(笑)


最近では、セブンイレブンのオリジナルブランド「セブンスタイル」もプロデュースされています。

セブンライフスタイル 
セブンライフスタイル 

※画像は、セブンイレブンサイトよりお借りしています

時代に合ったデザインが、あのシンプルな空間から生まれているのですね。

久しぶりに、
佐藤可士和の超整理術に目を通してみると、あの時とは、違った価値観で “そうか~”と、うなづくワタシがいます。

あの時の、無謀にも、『私にも、できるかも…』といった暴走した妄想ではなく、
『これは、私に合ったやり方ではない・・』と、白か黒かという断定ではなく、
“自分にとり入れられるところ”と“自分には向かないな・・”と思うところの基準が、できてきたのだと思います。

そうして、いろんなものや考えに触れてみると、“自分に合ったモノやコト”にピントが合ってくるのですね。