こんにちはゆきえです。
4月最後の一週間ですね。
毎月、ラストの週になると、月に一回の陰ヨガのクラスがあるので。
この一カ月ももうすぐ終わりね~って思いが巡り、
その月を振り返って瞑想したり、想いにふけったりします

私が担当させて頂いているクラスでは、
4月は【成長】
っていうことをキーワードにした流れで

皆さんとレッスンしてきていますが。
明日の陰ヨガのクラスも

その流れを受けたプラクティスをしていこうと思っています。
春になると、動物や虫たちは冬眠から目覚めて、穴から出てきて活発に動き出しますよね



人間も自然界の生き物なので、
冬の寒い間はなるべくエネルギーを温存し、体温を維持しようという身体の自己防衛機能が働いています。
そして春になって温かくなってくると、
体の細胞も目覚め始め、新陳代謝を良くし
冬の間、身体の中に溜まっていたものを出そう、出そうとする働きが起こります。
春になって

気持ちは軽くなって、お出かけしたり動き回ったりしたいのに

どうも身体の方は反対に重だるくなり、ぼーーっとしていたり、
眠さが取れずあくびばかりしていたり、
ダラダラと過ごしていたいなって気分も残っていたのではないでしょうか

それは、先ほど書いたように、冬の間に蓄積されたものが出てなくて、
特に、「水」や「土」の経絡のエネルギーの影響もあるそうです。
いわゆる「むくみ」や「だるさ」、「眠気」、「消化不良」などの形で現れるのがそうです。
ということで。
身体の目覚めを促し、身体の循環を良くするために、春の養生として
中医学の陰陽五行説では木の経絡のバランスを整えると良いといわれています。
それが、「肝」と「胆」の経絡。
カンタンにいうと、この二つの経絡は体の内側と外側を通っています。
肝は足の親指から内側を通り、
胆は目の外角から体側を通り、最後は足の薬指で終わります。
その経絡を意識しながらも、
土に蒔いた種が芽を出し、ニョキニョキと成長していくような感じです

クラスでもお話していましたが、例えば。。。
大きな木をイメージして

じぶんがその大きな木になって、成長していくイメージです。
大地に根をしっかりと張って、土台を安定させる・・・それが下半身
上半身は、軽く伸び伸びと、太陽に向かって上に伸びていく





明日の陰ヨガのクラスでもそういった流れにしていきたいと思っています。
春はまた、環境の変化が激しい季節でもあります。
その分、ストレスが溜まりやすくなり、イライラもしやすくなります。
それが却って肝の働きを弱めてしまいます

ですので、今月のヨガのクラスでは、できるだけ難しいポーズなどは取らず、
ゆったり行ない、そして体の中の気のめぐりがスムーズに流れるようなものにしています。
明日の陰ヨガのクラス中、眠くなってしまったら
寝てしまってかまいません

身体がそれだけリラックスしているということですからね

陰ヨガのクラスの中で
「力を抜いて」
とか
「リラックスしましょう」
というアナウンスはしますが。
いくら頭の中で 「リラックスするぞ!!」 と思っても
力が入ってしまったり、
なかなかそう簡単にはリラックスできない、というのはわかります。
そんな中、もし眠れたとしたら、それは最高のリラックス状態ですからね

※まだ少し肌寒さもありますし、陰ヨガのクラスでは
あまり筋肉を動かさず、ジッとしているポーズが多いので
身体が冷えやすい方は特に、冷えないように靴下や長袖などで防寒し、
体温調節しながらご参加くださいませ☆
下の写真は、先週の金曜日(4/22)に参加した
キャンドルヨガのクラスです。
こちらもリラックスして気持ち良かったです~
