【意識】って何【無意識】って何
こんにちは
いろいろなジャンルの本を読むのが好きですが、最近はこの
を読んでいました。
図書館で予約して借りたのですが
手元に届いた時
なぜこの本に惹かれたのか、正直忘れていました

読み進めていっても
文章のなかに
(それは主観です~)とか
(ひえ~!)とか
もっといろいろ、作者の心のツッコミみたいのが
( )の中によく登場してきて、
なんて読みにくい本なんだ
と何度も思いました。


それでも【無意識】ってなに?という内容に惹かれて、
読み進んでいくうちに、
どんどんと本の世界に引きこまれていきました。
そもそも、【意識】って何かというと、
『これは正しい、これは間違っている』と判断すること。
そしてこの【意識】は限界がある、つまり有限なもの。
あとは、これはこうでしょ!って決めつけてしまうこと。
『きっとあの人はこう思っているよね』 とか、本人に確認していないのに勝手に決めつけたり、思い込んでしまうこと。
つまりは、主観という思い込みで、
相手の気持ちや状態を決めつけたり
今までの経験からこれは正しい、これは間違っていると決めつけてしまうこと。
そして、その逆の【無意識】 とは
そういった主観(思い込み)を捨てること。
『相手がどう思っているか、考えているかなんて人の気持ちは分からないよね!』
ということを知り、
客観的に淡々と無意識に任せてみる、ということ。
『楽しいか、楽しくないか』
『美しいか、美しくないか』
を基準にしてみる。
では、【無意識】になるためにはどうすればいいかというと、、、
【意識】をしないこと。
意識をしないというのは、
意識的な価値基準や判断から解放してあげること。
つまり『考えない』こと。
意識が、例えば、「無駄!」、「無意味」や、「もったいない」と決めつけてしまう感覚を捨てて、無駄だと思えることを繰り返してみる。
それが、【無意識】さんとお友達になれる方法だ、とこの本では説かれていました。
意識で考えている事に対して、
『本当か?』 と自分にツッコミを入れてみる。
『本当に○○と思っているのか、自分』 と疑ってみる。
何度も自分が決めつけていることに対して、質問をしてみる。
『本当にそう思ってるの?』って心に聞いてみる。
意識は、無意識のジャマをするそうです。
人が意識的になると、
「正しい」「間違っている」の判断が強化されて
間違っているものへの怒りが激しくなってくるそう。
自分の意識で『わかっているし!』と思っていることは
常にただの点(ドット)のようなもので、小さな点でしかない。
その裏にある、無意識の世界の可能性は無限大で、点(ドット)である“意識”では計り知れないほどの可能性が拡がっているそうですよ~

【人の気持ちは分からない、そして自分の気持ちさえもわかっていない】
そして、本の後半にはトラウマと意識・無意識の関係なども書かれていました。
意識的な判断、『これは正しい、これは間違っている』の判断から離れる習慣を付けることで、【無意識】さんに近づいていける。
思い込みを捨てて、決めつけから解放されると、余計な心配をせずにすむ。
こうなんじゃないの?きっとそうでしょ?? え??違うの?
それならこうかな? あ、やっぱりそうか!きっとそうだよね



なんて、ずっとエンドレスな思考回路から抜け出す方法。
それが、無意識さんを味方につけるってこと。
自分の思い込みの意識で相手や自分を判断していないか、
勝手に苦しんだり、怒ったり、拗ねたりしていないか。
それが原因で、心の病にかかったり、
子育てに悩んだり、夫婦関係に亀裂が入ったり、
人との付き合いが面倒になったりしていないか。。。
無意識の力で無敵になれるってこんなこと、が書かれている本、
気になった方は是非♡