みなさんは自分に対し、優しく接していますか・・・。
自分を信頼していますか。
思いやりのある心で、自分を見つめていますか。。。
そして。
自分を許すことができていますか。。。
今 読んでいる本に
こんな文章がありました・・・。
【『アイ・ラブ・ユー』と言うためには『アイ』を最初に言わなくてはならない】
〈小説家 アイン・ランド〉
なるほどなって思いました。
自分を愛せない人が、ほかの人を愛することはできないのです。
そこには、ダライ・ラマの言葉も紹介されていて
【「チベットの伝統的な考え方では『ツェワ』と呼ばれる思いやりの気持ちは、自分自身に対する思いを他者との関係に広げていくことだと考えられています。」】
【まず自分です。そしてもっと進化したかたちで、その気持ちが他者に広がっていくのです。ある意味では、深慮な思いやりとは、利己主義者が高度に発達した形態にすぎません。ですから、自己嫌悪の強い人は他者に対して真の思いやりの心を持つことは難しいのです。始まりとなるべき土台がないからです。】
では、自分を愛せないときってどういう時でしょうか。
今の自分に満足していない。
不平不満が多い。
こんなはずじゃなかった。
仕事や恋愛や人間関係で失敗またはトラブルを起こしてしまった。
自分の理想や夢があってそうなっていない自分に腹を立てたり。
・・・などでしょうか。
もっともっとあるでしょう。
ヨガには、アーサナだけでなく、ヤマ・ニヤマというのがあります。
ヨガの文献の最も古い経典の一つ、「ヨガ・スートラ」に書かれている
ヨガ八支則の最初の2つで、日常生活での心構えを説いています。
ヤマ(禁戒)
ニヤマ(勧戒)
そのなかのニヤマに
「サントーシャ=足るを知る」 というのがあります。
足るを知り、すでにあるものに感謝し、自分を愛すること。
あれが足りない これが足りない
あれも欲しい これも欲しい
ではなくて
私にはあれもある これもある
すでに必要なものは持っている。与えられている。
今のままの自分の状態が、一番完璧
だからこうして存在しているんですよね
他人と比べたり、もっともっととなると
あれもしなきゃ。
これもしなきゃ。
でもできてない。。。
すると、どうしても自分に厳しくなり、自分を責める。
すると余裕がなくなり、同時に他人へも厳しくなってしまいがちです
ただ目の前にあるもの。
そばにいてくれる人。
毎日の生活。
当たり前のことは全然当たり前ではないんですよね![]()
ヨガは、こういったことも教えてくれます。。。
自分に優しくしていますか?
自分をけなしたり、責めたり、傷つけてはいませんか。
私も「あれをしなきゃ
」「これをしなきゃ
」ってやってしまいがちなので、
まずは自分自身へのありがとう
から 始めます。
そして
【『アイ・ラブ・ユー』と言うためには『アイ』を最初に言わなくてはならない】
ですね
