先ほど書いたブログ の続きです。
本の中に、このような文面がある。
老人「五羽のカモメが防波堤にとまっている。そのうちの一羽が飛び立つことを決意した。残っているのは何羽だい?」
ヘンリー「四羽です」
「そうじゃない。五羽だよ。飛び立とうと決意することと、実際に飛び立つことはまったく別物だからね」
ジョーンズは説明した。
「いいかい? 誤解されがちだが、決意そのものには何の力もないよ。
そのカモメは飛び立つことを決意したが、翼を広げて空を舞うまでは防波堤にとまったままだ。
残りのカモメとどこも違わない。人間だって同じだよ。
何かをしようと決意した人と、そんなこと考えてもいない人とでは何の違いもないんだ。
ところが人は、他人のことは行動で判断するのに、自分のことは決意で判断することがよくある。
しかし、行動を伴わない決意は、期待してくれている人に対する裏切りでしかない。
たとえば、
『花を贈ろうと決めていたのに、実際には贈らなかった』
『期日どおりに仕事を終えるつもりだったけれど、間に合わなかった』
『誕生日にお祝いに行こうと思っていたが、結局行かなかった』
という具合にね」
「わかりました。では……僕はまず何をすればいいのですか?」
「もし君が変わったというのなら、その証拠を見せることだよ」..........。
私も、残っているカモメは 「四羽」 だと思った。
・・・そう。
思い立つ事、やりたい事、ふと思い浮かぶ事・・・そういうのは多々ある。
それを実行に移しているか?といわれると、
そうじゃない事の方が多い。
思い立った事全部をやれ!っていうわけじゃあないよ、もちろん。
でも、(自分や他人に)言い訳をして、結果実行していない、 というのは思い当たる。
思い当たるからこそ、この文章にグググっと惹かれたのだろう。
明日やろう。
今度やろう。
いつかやろう。
きっとやろう。
そういう 先伸ばしの言い訳はやめて、今この瞬間できること。
決意だけじゃなくて、ちゃんと行動に移す事。
その積み重ねが人生をより深いものにしていくのだろう。
私も、「そのうち連絡してみよう」と思っていた友人にさっそく連絡をしてみます