終焉には向かっていますよね?

コロナ禍で社会的に大きな変化を

余儀なくされ、ただその場で均衡に立っているだけでも苦しい

人生にははるか予想を超える、無常さを味わった過去3年でした。

 

99回箱根駅伝は往路復路を合わせ駒沢大学が王座に輝きました。

テレビでの大八木監督の選手指導の言葉は

長年大学生を育ててきている監督だからこその言葉が物語ります。

 

「やっぱり我慢強さとか、厳しさとか、そういうものに耐えられるかっていうような」

何でもそうですけど、人と話をしてても、しっかり説得させて何事もやらせるということの大切さ。

昔は一方通行でやっても何とか我慢しながらやってましたけど、今じゃ一方通行は通じないので、

コミニュケーションをとってやらなくちゃいけなくなっている。

選手たちに納得させるような指導の仕方にどんどん変えてきていますね」

 

昭和はまさに一方通行

監督が絶対で、言うことを聞く選手が多かったと思います。

今では信じがたいですが、水分補給、水を飲むな!

努力と、忍耐の根性論といった人間の生理学に即さない、あってはいけない

指導法などがまかり通る時代もありました。

 

 

それが時が経ち、私たちの意識も変化しました。

子供達をみていても昔の鋳型にとらわれ育てる事は危険であると

しか思えません。

 

.一方的な禁止は理解できず、きちんと説明

.強いられた学びに興味はなく、自ら

.上下関係はない

.情報共有の大切さ

.子供の話を聞く

.発想を否定しない

 

親より真っ当な濁りのない視点で物を考え、言葉にします。

私も子育てしながら、自分の時とは全く違うと思いましたよ。

 

親の言うことは自分が納得すれば聞く。

嫌ならば自分の道を進みます。

肌感でこれはわかっていました。

 

大八木監督もぱっとみると怖そうな THE昭和の鬼監督に見えます。

強いチームを作っていくには、自らも時代、子供達に合わせ

自分スタイルを変化させてきたのだと思います。

 

 

 

昔は鬼監督、今は選手に応じた声かけをされていたようです。

言葉の力を信じる私は、未来の子供達を育てる親御さん達の

子育ての概念を変える そのような一言だったと思います。