久々絵本を買いました。
そのタイトル「どうしてなくの?」
この絵本はまさに大人が読んでもずんと心の中に響きます。
だって私たちは大人だから、責任や義務があるから涙をこらえて
前に進まなくていけないってすり込まれているから。
いちいち感情を大切にしていたら面倒で、自分の役割だけに徹して
それでいいと思っていました。
わずか涙は一粒0.05グラム こんなに軽いものが私たちの気持ちを
落ち着かせ浄化してくれる。
少し前に涙活とかあったような。
だれだってなくのです。
色々な泣くがあるの。
たとえば悲しい時、悲しいが大きくなりすぎると体から
あふれて、なんとか抜け出そうとして泣くの。
怒ってなくときもあるわ。
いっぱい怒ると、おさえきれなくなって、黒い雲みたいに、
激しい雨を降らすの。そして後で、青い空の雲みたいに自分の色を
取り戻せるの。
自分のいるところがわからなくなって、泣くときもある。
暗闇で答えを探しているうちに、涙がこぼれだすの。
ぎゅーっと抱きしめてほしくて、泣いてしまう日もある。
大人になるために泣く事もあるのよ。
ぽたりぽたり涙のしずくで、心が豊かになるの。
泣くのを我慢していたら石のようにガチガチになってしまう。
痛くてつらくなって泣くこともある。
体が痛いときもあれば、心が痛いとこもある。
そんなとき、涙は塗り薬になって痛みを和らげてくれる。
私の心は果てしない海のようなもの。
どうしても嵐はさけられない。
だから泣くのかもしれない。
でも嵐がすぎれば、静かな海に戻って、、、、、
ぴったりの言葉がみつからなくて、泣くこともある。
でも幸せなことに、言葉では言い尽くせないことを涙は伝えてくれる。
きっと泣きたくてただ泣きたくて泣く時もあるはず。それは
すごく大切な事よ。
幸せだって泣くこともあるのよ。
抜粋しました。
なんて穏やかなやさしさに満ち溢れているのでしょう。
大人だった泣いていいのです。
だれだって誰かに傷をつけられ、心に痛みを抱えているから。
タロットカードでも カップが愛情や感情を表しています。
私たちは喜怒哀楽を日々の生活の中に受け取っています。
多幸感や未来への期待 悲しみ不安 器にどんなものを注ぎますか?
漠とした不安、不満、苦痛、気力がわかない、人間の感情は絶えず振り子のように
揺れ過剰と不足を行き来しています。
不足しているときは 涙をこらえず、流していきましょう。
ストレス物質もでるようで、自分の浄化にもなります。
大人だからこそ是非この本を手にとってみてください。
