工場の経理の仕事を手伝うことになりました。
家族経営、耐震性も怪しい建物、トイレは和式、(;.;)ザ昭和
クラウドの中のソフトやエクセルを使って効率よくやる経理とは
違いそう、それでも会計ソフトが入っているという事でスタートしました。
一日目からバトル!!!
社長夫人の手書き伝票の字や数字は読みずらく、レポート用紙を出し
そこに照合表を作り 鉛筆で書く指示を受け
とにかく時代が一昔も二昔も前の経理のやり方に度肝を抜かれました。
エクセル使ってよいですか?と聞いたら「それは何?」
知らないわよ。、、、、、、
「あなたは私の話を聞けば良いのよ!!!」
などと企業倫理 コンプライアンスに反する言動
ワンマンすぎる企業体制にとにかく困惑しました。
私は町工場に雇用されているのではないので、必要ありませんが、タイムカード
タイムカードを押し忘れたので丁寧に謝ると
「何でそんな大事な事を忘れるの?おかしいじゃない?
いったいどれだけ仕事しているの?」
これも罵詈雑言 必要以上の過剰さに引きました。
小姑のようにたらい回しに、タイムカードを押し忘れたことを家族のメンバーに
伝えていました。
そして「いっぱい仕事がある。いっぱい仕事がある。
「この人にやってもらいたい仕事はいっぱいある。」
と家族のメンバーに触れ回り、まだこちらは手伝いを始めたばかりなのに
圧をかけてかけてかけまくります。
中小企業の経理は資金をショートさせないように、会計ソフトにも一年分前もって
入出金予定のものは入力されており、それをキャッシュフロー的に使っているようで、
日付と出金があっていない、銀行との照合に合わない
そんな状況です。
経理がたくさんのメンバーで小分けにされている大企業にしか属していないので、
そんな混沌としている 女将さんの頭の中の長年の経験と、手書きメモで
切り盛りしている現状です。
まず人に適切に説明する事が難しそうです。
「あなたは大企業のコマとしてしか働いていないでしょう!」
こんな事も私に言ってきます。
これが戦前の貧しい時代から町工場を躍進させてきてる底力かもしれません。
地の時代を生きた年配の方々は 自分のやり方と経験、知識を信じているから
新しい風を吹き込む事ができない。せめてエクセルで管理して だれもが読める体制
を作りに変化していくのが望ましいと思う。
風の時代は 上下の強い関係性もなく フラットで横断的、知識の交流 、人にパワハラする
ではなく、ほどよい距離感と理解でさわやかな風を吹かせる事ができる、
万物の流転するからこそ、そのやり方は?と疑問を呈します。
そのあとどうなったのでしょうか?