オンタイムテレビをつけなくなりましたが、、好きな番組は録画して

まとめて見ます。

 

ここ最近BS放送のやましたひでこの断捨離番組は学ぶ事が多いです。

まずこの番組に手を上げて、私生活をすべてさらし、時折家族間のぶつかり

あいを含めて、覚悟を決めて応募されている事は間違いありません。

近所の人が、世間がというよりも自分自身変わりたいご家族なのだと切実な思い

が記録された光景を拝見しています。

 

 

物がない時代に生まれ、貧しい生活を強いられて老齢期の方々は特に、断捨離にも

葛藤は伴います。明らかに使わず、大事にもしていない埃だらけの品々、洋服など、

捨てる決心がつきません。

心の過程が傷つきながらも、描かれています。

 

 

物にはただ機能的や有用性、、便利、必要性、デザイン、気持ちをアップ

色々な要素があり購入しますが、それよりもやっかいなのはそれに刻印している

感情や思いなのだと思います。

日常の安全性や、清潔感や、秩序よりも強い思いが堆積してしまって、

岩石のように堅くなり動こうとしません。

 

 

一度築いた王国も、風通しをよくし、風化しないためにも時には崩していかないと

維持できません。守り抜くことの必要性も感じますが、守っているだけでは今その場から

何も変わらず風化してしまいます。

 

 

占星術では月は、感情的な要求を満足させたい衝動をとります。

受容され、理解され、同じ共通言語を持ち、自分の居場所で心をいやし、

大切に育みます。

でも皆が皆それができるわけではありません。

物に押しつぶされそうなお宅を拝見するたびに、心からの悲鳴を感じています。

そんな時は、やましたさんは無理強いする事もなく、できる所の小さな場所を

提示し、待ってくれています。

 

 

今までどんな思いで生きていたのか、幼少期、児童期、青年期、~老年期まで、

満たされない思い、心にふたをして、生活せざるを得ない状況だったのだと

思います。

断捨離を頑なに抵抗する人の中には、そこまで深く、厳しい、心の葛藤を

番組には収まらない心の渦巻きを受け取ります。

 

 

この番組を見る度に 物質に刻み込まれた、自分の思い、囚われを

物が物以上になる感情を今一度捉え直したいですね。

 

 

 

 

日常的な態度や、家族に対する無意識的な反応の中に、自分がもつ

心のダークサイドを見つけるための、光に当てるための

番組出演なのかもしれません。

ちなみに陰と陽は一体ですので、良い悪い等の一切のジャッジは

必要ありません。

 

 

 

身近な人からの学びは深く、いつも気づきと発見があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

****