先日ドキュメンタリーで「エヴァンゲリオン」シリーズ総監督・庵野秀明の約四年間密着のストーリー
をみました。
私はアニメはあまり見る事はなく、子供の頃はキャンディキャンディは夢中になりましたが、大昔ですね。(;゚ロ゚)
後は自分から進ん映画館に行く事もなかったです。
これほど多くの人を魅了させ、これほど多くの人の心に残る作品を創る庵野秀明さんのホロスコープを
よんでみたいと思いました。
頭の中は絶えず動いています。
双子座太陽の機知に富み、好奇心をフル活動し、当意即妙に知的活動、制作活動に挑みます。
柔軟な若々しい頭脳ではありますが、キャッチするアンテナが高く、神経をすりへらし、不安定になって
しまうこともあります。
月星座は牡羊座、これは古典占星術ではペレグリンと行って、孤独放浪とよそ者、疎外と位置づけています。
直観的で新しい経験を求めますが、ある意味勇敢で進取の気質をともないますが、自信があるのではなく
たえず、未知な場所で孤独や不安を感じています。
奥様が漫画家の安野さんですので、実生活ではよき理解者に恵まれています。
分かち合える部分が多いのでしょうが、深層にある
ぬぐえない不安や孤独はずっと不動です。
宮崎駿をして「庵野は血を流しながら映画を作る」
番組を見ていると、彼の命を削り、一ミリ足りとて妥協できず、芸術家のもつさがを感じます。
自分に妥協を絶対に許さない強さです。
仕事で活躍する水星、知性、技術、技能はやはり双子座、
広い知識と好奇心を導入し、臨機応変に対応します。
その水星に冥王星が莫大な力を与えています。
太陽にも注がれています。
冥王星は恐れられ、闇を司ると言われていますが、実体は謎です。
だからこそ、余計恐怖や力を増すのでしょう。
自分自身が日常生活では触れない感情体験、
何かの見えない思惑や気配に敏感になります。
自己価値にも通じる自分との向き合い、再構築
そして、他者、組織、社会との関係における力争い
諸々を自分の中に取り入れ、飲み込みます。
とても苦しい作業になりますが、一度自分の中の死を迎えることに
より、新たな生が生まれ展開、誕生していきます。
この一連の経過をドキュメンタリーで垣間見ました。
あれほど苦しく、つらく、自分を傷つけ、一つの物語を終わらせる
事の筆舌に尽くしがたい苦悩をみました。
まだ上演している映画館もあります。
コロナ感染者数も多く、劇場に行くことは今ではないのですが、
絶対見に行きたいと思っています。
あれほどの心血を注いだ作品を心から見たいと。
庵野監督ありがとうございます。