週三回通う 整骨院はコロナ対策で入り口のドアが開放されています。
今のところ暖冬ですが、少し前の寒かったときは冷たい空気が
流れ込み覚悟して通わないといけないかと思ったりしています。
その日は初夏を思わせるあたたかな一日。
招かざる客は 蜂がブーンと入ってきました。
私は以前子供の頃、蜂に刺されたことがあるので、かなりトラウマに
なって身構えていました。
入ってきても一向に対策を練るわけでもなく、何もしなければ勝手に
でていきますから!って やわらかな口調で言われてしまえば、
臨戦態勢をとっている自分がばからしく思えてきます。
私の好きな道家の始祖の1人 荘子
たくさんの言葉を具体的に残してくれています。
具体例がたくさんあり無為の世界に無邪気に遊ぶそのような
姿勢が心を打たれます。
逍遙遊、和して唱えず。無用の用 胡蝶の夢、万物斉同 等など
その中で私の第一位 (*^o^*)
おくらず、向かえず、応じて、、しかしておさめず。
まさに蜂に対する対策はこの言葉を思い出しました。
力を入れて何かに立ち向かわないといけない事も、人生にはあります。
しかして、自然の中の大きな理は
そのまま流れるまま進めていく方がよい事もあります。
気がついたら蜂はいなくなっていました。
彼らは知っているのでしょう。
タオイズム的考えを。
大自然の流れに身を任せるそんなリズムがどこかに刻まれたら
より住みやすいのかと思い知らされた一コマです。
日常の中のタオイズムを考えます。
必要以上に力が入らないそんな毎日を過ごせたらよいですね。
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