こちらの記事のつづきです
税理士を目指したきっかけ
大学と専門学校の両立
大学院時代と就職活動
面接に行ってその場で次の週から働くことになり
11月下旬、緊張しながら初出社しました。
ほぼ毎日仕事に行っていたのですが当時大学院に籍があったためいちおう最初はアルバイトということで。
初出社の日、すぐに所長とお客様のところに同行させてもらったのですが
いろいろ説明されても全然チンプンカンプンで
おまけにそこの社長には
「秘書雇ったの?」
と聞かれてしまう始末。
とても税理士目指してるような子には見えなかったんだろうな。
でも事務所に戻るとすぐに
「去年の資料みれば出来るからよろしく」
と言って資料をそのまま渡されて
見よう見まねで仕分けきったり、入力したりして
法人税の別表作りはさすがに所長が最初は教えてくれたのけど
すらすらと入力していくため、そのスピードに理解がついていけなかったりで
あっけにとられる感じで仕事がスタートしました。
その会社を皮切りに
担当するお客様が割り当てられて引き継ぎのためいろんな会社を先輩とまわるようになり
はじめは(今もだけど)相当お客様にも迷惑をかけながら
たまに「あなた大丈夫なの?」とか言われて凹んだりしながら
でも必死に仕事を少しずつ覚えて
先輩がやめる3月までがあっという間に過ぎていきました。
当時の税理士試験の勉強は簿記論がまだ残っていたので
朝は6時頃に事務所に行って仕事始まるまで勉強して
仕事終わってからもできるだけ大学の図書館に行って勉強するような毎日でした。
このころは大変なことも多くて仕事できない自分がなさけなくて泣いてしまうことも多かったけど
そんな私に優しい言葉をかけてくれる人もいてくれて
うれし泣きをすることも多かったです。
仕事はまだまだだけど
一人でお客様のところに行くようにはなんとかなれて
4月、正式に入社というかたちで私の社会人生活が始まりました。
先輩が退社していよいよ一人で仕事をしていかなくてはならないという状況の中で
4月初めに追い打ちをかけるような事件が発生したのでした。
つづく