こんにちは![]()
カウンセラー のぐちみどり です
『普通』とか『当たり前』という言葉に
私は昔々から違和感を持っているのですが
幼少期などはその違和感があまり人に伝わらなかった気がします。
最近だと『普通って何?』みたいな歌詞も結構ありますよね![]()
自分の感覚や行動は
自分にとっての基準ではあるけど
それが世の中の普通かといえば
絶対にそんなことはないよというお話。
先日、私の母が、父への愚痴を少し洩らしまして...
内容は『周りのことを考えないで、自分のペースでしか行動しない』
といった感じのことでした。
生まれてからずっと父母の様子を見ているので
その不満はよーーーくわかります。
例えば...
『昼食は12時』というのが父の中にあって
『遅くなると食べる気がしない!』と不機嫌になる
(作るのは全部母)
家事は、全部母の仕事なので
午前中、家事や畑仕事や買い物などで遅くなってもおかまいなし
惣菜を買ってくるのもいい顔しない
朝から夫婦で出かけるときにも
母は家事一式を終わらせてから出発するから
時間がかかるのですが
父は何もせずに『遅い、まだか?』と急かす感じ...
典型的な九州男児だね
と言われるとそうだし、
この件に関して話し出すと
身内なので納得いかないことが
たくさんあるのですが
笑
一旦それは置いといて
カウンセリング的な一つの見方として
母に一つアドバイスをしました
それは
『お母さんがもう少し自己中になってみたら?』
というもの
周りにいる人は
自分に足りないところを見せてくれている
という考えがあるからです!
(そんな母が作る梅干し。私はこれ以外の梅干しは基本食べられない。)
極端にいうと
母が周りに気を使いすぎるタイプで、自己中度0%
父は上記の通り、自己中度100%
この場合、お互いが50%とところを目指せば良いのです!
というか
母が80%になると父は20%に
母が50%になると父は50%になる
そしてそこが丁度いいっていう考え方です!
ここで言いたいのは、
周りに合わせるのが悪いとか
自己中が悪いとかそういうことではなくて
真ん中ぐらいが丁度いいよっていう話です!
この話をして、母から出た一言は
『私はそんなに周りに合わせてるわけではないけどね...』
母の中ではそれが『普通』なので
実感としてピンとこなかったのだと思います。
周りから見たら、明らかに周りに合わせるタイプだと思うのですが...
自分の基準って本当にあてにならない!
だからこそ、周りの人を見て学ぶことも
大事なんじゃないかなと思います。
当たり前だとも思っていることがそうではないかもしれない
そこに自分のヒントや課題があって
そこをクリアすると
うまくいかないことがうまくいくようになったりもします。
カウンセリングは
多角度から物事を見るので
一概にこのアドバイスではありませんが
一度自分の周りの観察して見ると
新たな発見があるかもしれません![]()

