さて、アレルゲンが入ってないはずのフードでcocoが食物アレルギーを発症したのはなぜだ！！ということで、共通する原材料を改めて確認して見たら、共通する食品は「大麦」「オーツ」「玄米」でした。
犬の食物アレルギーの原因はタンパク質が多いと聞いていたので、炭水化物はチェックしていなかった事。しかもアレルゲン除去フードとして選んだナチュラルバランスのポテト＆ダックがグルテンフリーで「大麦」「オーツ」「玄米」が含まれておらず、私が馬・牛・豚だけがアレルゲンだと思い込んでしまったのが原因でした。
cocoは白米ではアレルギーが出ません。なので玄米はグレーですが「大麦」「オーツ」はアレルゲンだと判断しました。
ということで、cocoのアレルゲンは現時点では馬・豚・牛（ただしチーズやヨーグルトは大丈夫）・大麦・オーツ。
そして、大麦・オーツがアレルゲンならば、もうグルテンがダメな可能性が高いということで、小麦もアレルゲンとして排除して、今はグルテンフリーのフードで、ターキーやダックがタンパク源のフードを選んで与えています。
cocoが食物アレルギーを発症したことで、犬の食物アレルギーについて、たくさん調べました。
そして、悩んでいる人がたくさんいて、試行錯誤しながら頑張っている事を知りました。
今回、この記事を書こうと思った理由は、この記事を書くことで犬の食物アレルギーで悩んでいる方の助けになれば、と思ったのと、あと、犬の食物アレルギーに対する認知度が上がって欲しいと思ったからでした。
例えば、ドッグフードやおやつを購入する際は、原材料をしっかりチェックしてます。
ただ、グレーゾーンのアレルゲンや、新しいアレルゲンもある可能性があるので、できれば少量で試したいのですが、サンプルの用意がないドッグフードはたくさんあります。
アレルギーがでるかでないかわからないフードを与えるのはすごく不安があります。かといって、最初から大袋を買うのもお金がかかります。
コストがかかるのは理解していますが、ぜひ、ドッグフードのサンプルをご用意いただけるか、または少量での販売をしていただけるようになればいいなと思います。
また、ドッグランやお散歩で会ったときなどに、cocoにおやつをくださる飼い主さんもいらっしゃるのですが、ぜひ一言「○○食べられますか？」と聞いていただけると助かります。
cocoは食い意地が張っているので、おやつをもらえるとすごく喜びます。ただ、そのおやつがアレルゲンか大丈夫なのかどうかはcocoには判断できないので、後でアレルギーがでて、痒がったりもするんです。
もちろん、おやつあげていいですか？って聞いてくださる方も多いですし、わんこ友のみなさんはcocoのアレルギーを知っている方がほとんどなので、気を使ってくださいます。
私もおやつを出していただいたときには「すみません、アレルギーがあるので・・・」とお伝えするようにしていますし、そもそも人様におやつをおねだりするcocoのしつけが悪いという話もあります。
ご好意はとても嬉しいのですが、cocoよりアレルギーが酷いワンコになると、吐いたり、下痢したり、最悪の場合はチアノーゼを起こしたりする可能性もあるので、どうぞ、ご配慮をお願いできればと思います。
なお、cocoのアレルゲン特定の中で使用した、少量しか食べてないフードやおやつは、処分される犬猫を引取・保護して、新しい飼い主様へ譲渡する活動を行っているアルマ（ALMA：Animal Life Matters Association）さんに送付させていただきました。
明日からは、また下町日記に戻ります
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