コロナの療養期間がようやく明けてからちょうど一週間後、ナナはまた高熱を出した。

その少し前、就寝後に嘔吐したり寝付きが悪かったりと予兆らしい症状があったが、未熟な母は、コロナ明けの保育園で疲れているのかな?と解釈し、熱が上がるまで体調不良に気がついてあげられなかった。


発症翌日には手足に発疹が出始め、口の中や喉がところどころ赤くなり、手足口病の診断がつく。口の中は痛そうで、2日後からは食欲が見に見えて落ちた。3日後にようやく高い熱が出なくなるまでは解熱剤を一日1〜2回使った。

食欲が戻るのを待ってようやく6日後から登園することができた。


手足口病は重篤にはならないというイメージを勝手に思い描いていたが、熱と食欲不振はコロナより辛そうだった。

今回咳と鼻水も出ていたが、コロナ療養期間が明けたばかりだったため検査は免れた。