Aぇ! groupの小島健さんが作・演出をする公演が松竹座で上演するというので観てきました。


関西ジュニアのAmBitiousとBoys beを中心とした公演。

40公演もあります。

出演者は小学生、中学生、高校生が多いので、平日は、学校帰りに出られて遅くならない17時30分公演でした。

休憩なしの100分公演です。


2月27日から上演していますが、私は28日に伺いました。


朝から神戸の万葉の湯に行って温まり、三ノ宮から難波まで移動。

なんと!阪神電車は近鉄奈良まで直通。

難波まで乗り換えなしで行けました。

松竹座。


ここへは、るろ剣と舞羽美海ちゃんが出る舞台を観に来たことがあります。


今回チケットが届いて驚いたのですが、全席均一料金なんです。


松竹座なんて、普通の公演ではめっちゃ値段差が大きいじゃないですか。


普通の公演のように、希望で席種入れさせて欲しい。で、値段は変えて欲しい。


と思ったのも、なんと3階席だったから。


なかなか3階席って座らないので驚きでした。


ポスター


驚いたのは、オペラグラスを使う人はチェックがあること。


チェックを受けてシールを貼らなければならないそうです。

なんで?と思ったけど、録画機能があるやつがあるらしい。

ドームではチェックされなかったなぁ。。←撮れても小さいから?


シールがなかなか取れなかったり跡に残ると嫌だなぁ。これからも使うのに。と思いましたが、綺麗に取れやすいシールでした。


3階の2列目。

花道が見えない。


けど、大劇場の2階のB席とかよりも近く感じました。


関西ジュニア公演は初めてなのでドキドキしてましたが、吉本新喜劇のような感じでした。


色々な人がいるミナミ商店街。

今日も平和。


流れ星が流れたので、レオ君は「お友達ができますように」とお願いします。


すると、UFOが落ちてきて、中から宇宙人が降りてくる。


というお話。


笑いあり、ほろりとする場面あり、最後はライブがあるという盛りだくさんの公演でした。


とにかく小さな子とか、関西ジュニアがたくさん出てきます。


しかも、オリジナル曲がない、単独公演をまだしたことがないグループが中心。


登場人物が出てくるごとに、何かやったり喋ってアピールできる時間がありました。

ギャグとかも日替わりなんだろうな。と思えるものが多かったです。

そうやって場数踏んで、お兄ちゃん達の活躍を間近で見て勉強してくんでしょうね。


あと、宇宙人を誰の家に連れていくかを商店街の子供達が競う大会があって、多分日替わりメンバーでギャグとか特技披露をしてました。


なぞかけをした子が、この中からお題を決めてください。と、スケッチブックに書かれたお題から選んでもらっていて、その中でメロンが選ばれました。


メロンとかけまして、伊藤篤志君と解く。その心は?

どちらもマスクが甘いでしょう。


というのがうまかった。


仕込んでるんちゃう?というので、スケッチブックにないものを出されたら、「整いませんでした」と答えてオチをつけてました。


こうやって、全員がスポットライトを浴びれてアピールする機会を与えられる演出がそこかしこに施されていて、愛だなーと感じました。


その場を回す真弓君も、アドリブが上手いお兄さんには、その場での無茶振りをして、あまり慣れてないちびっこには優しく振っていて、みんなで協力して舞台を作ってる感じがありました。


経歴も年齢差も演技力もアドリブ力もダンス力も差が大きい中で、それぞれが輝けるように工夫していて、お兄ちゃんは小さい子のフォローをして、ちゃんと目立てるように気遣っていて、チームワークの良さを感じました。


特筆すべきは、伊藤篤志君の女装!!

とんっっでもない可愛さ!!!に目が釘付け。


他のメンバーに、後輩達に服をあげていることをバラされて顔を真っ赤にしてました。

背がすごく伸びたから、今まで着てた服が小さくなったんですね。


スカートというのもあったけど、ダンスがあんまり得意ではないし、細やかではなくて、宝塚ファンの私からすると、もっと頑張れと思ったけど、調べてみたら、まだ14歳。

ダンスの必要性を感じたら、今後頑張るかもしれません。


角君はハゲヅラ被ってるのに、ダンスはキレキレ。

小さな子もめちゃくちゃダンスが上手い子とかいました。


あとはアンビのメンバーは全員めちゃくちゃダンスが上手いので光ってました。


たっくさんいると、キラキラして目立っていてスターになるだろうな。という子と、あまり目立たない子とがいて


この中には高校卒業後も芸能界を続ける子と辞めて別の道に進む子がいて、

今は目立たないけど大人になってからめちゃくちゃ輝く子とかいるんだろうなーと思って見てました。


100カメから注目してる、レッスンに一番乗りして自主練してた河下楽さんはかなり歌ってました。


憎めない悪のボス役の岡君は、ボスなのに手下のダンスやノリの中に入れない役なんだけど、めちゃくちゃ面白かったです。

小島健さんと同期なのだとか。


宇宙人役の吉川太郎さんとえいと君

最年少のえいと君は、めっちゃしっかりしてました。

キリッとしててあまり笑わないけど、責任感が強くて負けず嫌いなしっかりした子なんだろうな。

滑り台も滑ってました。

あの滑り台がほんとよかった。吉川太郎君が滑る姿が面白かったです。


とても良かったけど、厳しいことを言うと、小島君は吉本の芸人さんとかのギャグをやることが多くて、今回もそれが目立ちました。

脱退した福本大晴君は全てオリジナルのギャグだったし、佐野晶哉君もその場で臨機応変にオリジナルで作る人なので、人のギャグをやるのはそろそろ卒業しても、、、と思いました。


ラジオで、ジュニアの良さは「未完成のところ」と話してましたが、関西ジュニアみんなでフォローし合いながら舞台を作っていて、それが長年受け継がれてきたんだなとほっこりしました。


終わるかと思ったら、その後ショーか始まりました。


1階席はスタンディングして大盛り上がりだったので、振り付けもわからず、ノリについていけない私は、「3階席でよかった・・!!」と心から思ったのでした。


3階だけど顔がしっかり見えたので、思ったよりも見やすかったです。


芝居の中で歌ったり踊る曲もショーも関西出身のグループの曲が多くて、関西の繋がりの深さを感じられて、よかったです。


知名度の高い千田藍生君や丸岡君が後ろの端の方で踊っていて意外でした。


あ、あと無所属の河本君(ジュニアチャンプで村上君に面白がられてた)は出てなくて、無所属の高校生以上はなかなか活動の場がないのかな。と気になりました。


あと、TikTokで話題の伯井太陽君も出てなかった。

お笑いやるキャラじゃないし、無理やりコントやらせるのも可哀想だけど

一発ギャグやコントができない関西ジュニアは活動の場が少なくなってしまうのかな。

だから、自己紹介ギャグやオリジナルの一発ギャグを頑張って作る流れになってるのかなぁ。

みんなが面白くなくて良いと思うんだけど。


Aぇ! groupがデビューしたら、ジュニアのYouTubeチャンネルにどこかのグループが出られるようになると思うのですが、アンビとボイビの2組でやるのかなぁ。



松竹座のキャラクター


観劇前に購入したもの

マツコの知らない世界で紹介していたアップルパイ。


りんごが大きくて食べ応えがあり、けど味がしみてて、酸っぱくなくて、非常に美味しかった。


チーズケーキよりも好きかも。