ある日Facebookで見つけた子。
ボロボロの身体で瀕死だった子。
センターの職員さんの優しさと努力と
本人の生きたいという願いと生命力で
死の淵から生還して来た強い子。
だけど白血病だった。
白血病の子を引き出せるボランティアはほとんどいない。
一般家庭から手が挙がるのを待ったけど…
声がかかる事がなく過ぎて行く日々。
白血病の子は短命と言われている。
この子の一日一日はとてもかけがえがなくて
大事な時間。
死の淵から戻ってきたとしても
完治した訳でも問題がない訳でもない。
いつ消えてもおかしくない小さなか弱い命を
たくさんの人が陽のあたる場所に…と
呼びかけてくれて…
もし、どこからも声が掛からなければうちに。
そう伝えてしばらくして…
しかし。
思ってたより…
小さい…?
くつろいでくれています
階段を昇り降りしたり
ごはんを食べたり…
思ってたよりも生活の面で問題はなさそうだったけど
身体の問題はやっぱり山積みで。
体重1.2キロ。
生後半年以下の子の体重。
でも年齢は推定1~2歳。
口の中に穴が開く口蓋裂。
(↑簡単に書きすぎ?笑。ググってください笑)
口蓋裂のせいでまともにごはんが食べられず
栄養失調になりきちんと成長できなかったのだろうと。
野良で生まれた口蓋裂の子は
生き残る事が本当に難しい…
そんな中この子は成長の止まった小さな小さな身体で
がんばって生き抜いて来たのかと思うと
切なすぎる。。
本来は生後3ヶ月くらいで
外科手術で穴を塞ぐのだけれど
もう時間が経ちすぎて固まってしまっていて
塞がらないであろうという事。
白血病がある為傷が塞がりにくい事。
体力的に手術に耐えられない事。
ひとまず今は食べられている事。
色々な事を考慮した上で
この子に負担がかかる無理な治療はせずに
今を穏やかに過ごせるようにしようと
院長先生と決めました。
今日は鼻の炎症が良くなるように
抗生剤の注射を打ってもらって来ました。
鼻のぐずぐずが落ち着けば
もう少し食べやすくなるかなー
名前はメイです。
5月のMayと明るいのメイ。
あなたの残りの時間が明るく穏やかな物になりますように。。
小さなメイにゃんをよろしくお願いします