今年15歳になるハイシニア犬ミニチュアダックスの手術について、
このブログが今同じ境遇にいらっしゃる方の参考になればと思い、綴ります。
7月末の手術当日、午前中に動物病院に到着し、車から降りるときにはもう既にぶるぶる震えているレッドC・・・
先生と最後の手術の相談中の時も震えが止まりません・・・
可哀そうだから早く全身麻酔で眠らせてあげたい・・・
先生からは、『手術中に万が一何かあった場合は緊急連絡しますね』
『本当は入院が良いのですが、Cちゃんの精神的ダメージを考えると、術後お迎えに来て頂くほうが良いですね』
とのこと、私も主人も同意し、いよいよ手術が始まりました。
待つ間、空腹感も感じないまま取り合えずランチに行ってすぐ、
先生から緊急の連絡が入ります。
その内容は、
『CTで確認したところ、手術予定だった2か所の乳腺腫瘍に加え、
後ろ脚の付け根に直径2センチ程、胃の外壁に直径4センチほどの腫瘍があり、
こちらの除去手術もするかどか』とのこと・・・
体力的にも、ハイシニア犬という年齢的にも最初で最後の全身麻酔の手術、
先生にお任せするしか為す術はありませんでした。
ただでさえ腫瘍切除に子宮と卵巣の摘出、歯周病の手術と危険なのに、
まさかこんなに追い込まれるとは・・・
ランチが終わると動物病院に戻り、手術が終わるのを待ちました。
夕方近くになり診察室に呼ばれ、摘出したもの全てと手術の動画を見ながら説明を受けました。
レッドCのダメージを極力考慮し、子宮と卵巣の摘出に加え、胃の外壁の腫瘍の除去は
前例がほぼない状況の中で腹腔鏡で行ったとのこと、、
無事手術が終わったとのこと、、、
ここからはどれだけレッドCが頑張ってくれるか、私達がどこまでサポートできるのか・・・