今日でここち鳥は3周年を迎えました。ありがたいことです。
育児にて今はお休みをいただいている状態ですが、
ここち鳥がわたしと共にいてくれることに感謝します。
ここち鳥を始める前、わたしはもがいていました。責めていました。かなしさを感じていました。
散々、いろんな気持ちを味わって、味わって、
それでもどうしていいか分からなくなった時、
気持ちが沈んでこころが動かなくなっていました。
そんな時に夫と旅に行き、ふいに琵琶湖の湖面が見たいと思いました。
昔から海は好きだけど、なぜか湖は苦手だったのに。
ふと出てきた衝動に、走らせていた車を止めて戻ってもらって、琵琶湖の湖面に。
そこは、音も、波も、何もない場所でした。
静かで、緑に囲まれていて、
そして湖面の水がとてもきれいで澄んでいました。
その水を、その場の空気を、感じていたら、
わたしは、スーっと、胸の重さや体の重さが軽くなっていくのを感じました。
うでを上に伸ばしました。「気持ちいい〜」
何が起こったのだろう。そう思うほど、これまでの重りが外されていったような感覚。
嬉しかった。
その時に感じたこと。
ひとは軽くなったら、その人自身で飛んでいける。
(重さが取れて)その人自身に戻ったら、その人自身が自分でどうしたいかを選んで自由に飛んでいける。
だったら、わたしは湖面になりたい。あの場所になりたい。
わたしが鳥になって、水を飲みにふと羽を休めて、
また飛び立てたあの場所に。
その想いは 今もここにあります。
みなさんのほっこりした、ふぅっとちからがぬけたような笑顔をみれることがわたしの幸せです。
ありがとうございます。
あなたがあなた自身の選択で飛び立つことができる、スーッと軽くなれる止まり木となれたら。
ここち鳥