私は今まで何度か、「あなたはもっと自分のことを知ったらいい」と言われたことがあります。
その時の私は、ただ否定されているだけのようにしか思えなかった。
でも、何度か言われたその言葉で、自分のことを知るということを考え出したのは事実で。
でも考えれば考えるほど、分からなくなって。
そりゃ、そうですよね。
わたしはもうそこにいて、ただ表れているのだから。
考えてみつけるものじゃなくて、感じるものなんだなぁ〜って、ようやく最近少しずつ実感しています。
何気ない選択、心が動くこと、たたずまい(雰囲気)の中に、もう私があふれてる。
自分ではあたりまえすぎることだから、自分特有のことだなんて気づきにくい。
それに、もし自分に気づくことがあっても、それは私じゃないって否定したら、表れていても、それは自分じゃないっていうことになる。(本人の中では)
私がもっと自分を知った方がいいと言われたのは、もうそこに表れているのに、そこに目を向けようとしていない私がいたからなのだろうなぁ。
「どうしたい」、「どう感じる」
は、自分自身でなければ感じられない。
でも、自分自身を知るには、他との関係の中で気づく部分が多い。
だって、他もみんなそれぞれ違った本質があるから。
一緒じゃないから、何気ないことの反応の違いに自分を知ることができる。
自分自身を感じること、そして、いろんな方と触れ合うこと、両方大切にしていきたいなと思います。