ガチガチな身体、ゆがみが大きい身体の方にとって、
優しいタッチ、優しい動きを取ることがなかなか難しい。
ギュッと力を入れる方が簡単だったりして。
私自身もこのケアを初めて知った時、身体がガチガチで、コリコリで、
基本のポーズなんて取れませんでした。(取れなくても全然大丈夫です。)
基本のポーズは、寝て、ただまっすぐ腕を伸ばすというもの。
でもそれができなかったし、つらかった。
今だって、身体に聴いたら、「もうちょっと曲げて」と言ってくることも。
さとう式リンパケアの筋ゆるは、自身が楽～に、ちからが抜けるポーズですることで筋肉がゆるみやすいので、基本で無理にするよりも声を聴きながら行なっていきます。
そうすることで、少しずつ、少しずつ、筋肉がゆるんでふんわりしていくと、自然に基本のポーズの方が楽になっていきます。
＝可動域が広がっていきます。
今日のカルチャー教室でも、
前回の教室で身体がガチガチで、寝っ転がって横向きで行うケアがつらくて出来ないと話していた生徒さんが、
今日は同じケアを、優しい動きで出来ておられて、本人様も楽そうで、とっても嬉しかったです。
それは、少しずつ、少しずつ、ガチガチの身体がほぐれてきていて、自然にちからを抜けるようになったからこそ。
この生徒さんだけでなく、一緒のメンバーの方も、最初はゆがみも大きくて、身体もガチガチで、動かすと痛みを感じたり、違和感があったのが、
今では楽そうに、しなやかな動きで同じケアをされています。
前は苦手でやりたくない‼︎って言っておられたのが、
今では自分からポーズを取ってされていて、表情も柔らかくて、苦手意識はどこかに飛んでいったようです。
「数回やっても出来ないから無理！！」
「私には向いてない。」
そう思われる方もいるかもしれません。
これは、さとう式のケアに限らず、世の中のあらゆることに対して、そう思ってしまう人も多いのではないかなぁと感じます。
そういう私もそういう部分もあるかもなぁ～。
でも、コリコリ、ガチガチな人ほど、少～しずつ変化していくものなのかもしれないと思います。
だって、年月や時間をかけてそういう身体で頑張り続けたのだから。
ゆっくり、いたわることで変わっていくのかもしれません。
その姿を生徒さんの姿から、そして自分自身の身体の変化から、そう感じている今日この頃。
こわばりが何かをきっかけにほぐれていくと、人は心もふんわりしていくのかもしれないと、
これまた生徒さんの表情や、自分自身のこころの感じから、しみじみと感じております。
逆もあるかもしれないですね。
こころがホッとすると、からだのこわばりもつらさも自然に緩和されている。
今日もふんわり笑顔をみれて幸せでした。
ふんわり、すーっ、が私の初心。
このことはまたゆっくり書きたいです。
ではでは。