国立民族学博物館(=みんぱく)で開催中の
「日本の仮面展」に行ってきました。
国内各地の芸能やお祭りで使われている
たくさんの仮面が並んでいました。
おどろおどろしいのや
思わず笑ってしまうユーモラスなのや
いかにも恐ろしいのや
かわいらしいのや
約700点の仮面が映像とともに
陳列されていました。
ちっちゃいのは「顔がはみ出るやん」とか
大きくて頭からかぶるのやら
面の裏にはつくった人の名前が書いてあったり
(裏が見れるのもありました)
ひとつひとつとても興味深くておもしろかった^^
実際に仮面をつけたら視野がどんなふうになるのか
というのを体験できるコーナーもありました。
なんも見えんかったわ^^;
(かぶる人のお顔にあわせて
いちいちつくってるのではないのでしょうしね・・・)
展示は写真NGで
唯一オッケーだった鹿児島県三島村・硫黄島の
「メンドン」
これ何なんでしょうね???
ゾウのようでもあり
蝶(というより蛾?)のようでもあり・・・
「天下御免の仮面神メンドン」が
暴れまわる映像が見れました。
メンドンをつくるのは14歳の男児の家で、
かぶるのは踊りには出ない25歳から34歳の男性で
中に誰が入っているのか詮索することはできないそうです。
手に持っている神木で観客をたたいて
悪霊を払い
女性を襲ったり(!)
夜中に家々を回ってドンドンたたいたり
島内各所に出没するそうだ。
「天下御免」のメンドンには逆らっちゃいけないんだって!
ナマハゲ的な??とちょっと思いました。
ユネスコの無形文化遺産に登録されているそうですが
bunbunは今回初めて知りました。
たくさんのいろんな仮面を見たら
夢に出てきそうだな~~なんて思いました。
そういえば先日友達と
「変な家」という映画を見たんですが
不気味な仮面がいっぱい出てきて
「ぜったい夢に出る~~」って騒いだっけ^^;
展示の最後はなんと「ヒーローと仮面」っていう
とっても楽しい展示だったんだけど
これから行く人のために
ネタバレはやめときます^^;
みんぱく創設50周年記念特別展
「日本の仮面展」は6月11日までなので
キョーミのある方はお早めに^^
今行くと
みんぱく前のバラ園のバラが
とってもきれいですよ!!
近づくだけでいい香りに包まれますのだ^^