「西遊記」からの「高丘親王航海記」^^
先日の私の記事に対して「ヒメナ」さんからいただいたコメントで
「高丘親王航海記」なる小説を知りました。
早速図書館で借りてきて読んだ^^
澁澤龍彦さんの作品です。
「高丘親王航海記」なる小説を知りました。
早速図書館で借りてきて読んだ^^
澁澤龍彦さんの作品です。
高丘親王って平安時代の実在の人物で当時の天皇の息子=皇太子だった人。
「薬子の変」に連座して、負けちゃったんで廃されて出家し、かの空海の弟子となり
仏教をきわめるべくして唐にわたり、さらに天竺を目指して行方不明になった・・・とあります。
「薬子の変」に連座して、負けちゃったんで廃されて出家し、かの空海の弟子となり
仏教をきわめるべくして唐にわたり、さらに天竺を目指して行方不明になった・・・とあります。
ここで初めて知ったんですが、藤原薬子って女の人だったのね!!
日本史の先生そんなこと言ったっけ??
私が覚えてないだけか^^;
日本史の先生そんなこと言ったっけ??
私が覚えてないだけか^^;
「西遊記」のように昔々の中国や東南アジアが舞台ですから、出てくる漢字がやたら
難しいし、「みこ(=高丘親王)」が行く先々で出会うイキモノたちも相当グロテスクで、
まさに「大人向け西遊記!??」なんですけど、読んだ感じはちっともイヤラシクなく、
またお話の中で「みこ」はよく夢を見るのですが、果たしてそれがホントに夢だったのか、
それとも実は現実だったのか、読んでるこっちもよくわからなくなるという
本当に不思議でとても心ひかれる物語でした。
難しいし、「みこ(=高丘親王)」が行く先々で出会うイキモノたちも相当グロテスクで、
まさに「大人向け西遊記!??」なんですけど、読んだ感じはちっともイヤラシクなく、
またお話の中で「みこ」はよく夢を見るのですが、果たしてそれがホントに夢だったのか、
それとも実は現実だったのか、読んでるこっちもよくわからなくなるという
本当に不思議でとても心ひかれる物語でした。
ヒメナさんはこれの舞台を見に行かれたそうで、検索してみたら
残念ながら公演は終わったところでした。
いわゆるコンテンポラリーダンスという範疇の舞台だったようですが、
この不思議なお話を一体どんなふうに表現されたのか、、、見てみたかったです^^
残念ながら公演は終わったところでした。
いわゆるコンテンポラリーダンスという範疇の舞台だったようですが、
この不思議なお話を一体どんなふうに表現されたのか、、、見てみたかったです^^