篠田節子さん著。
3本の短編から(短編っていうほど短くないか)なっています。
これもかなり前から図書館に予約していて、池井戸さんの作品とほぼ一緒に順番が回ってきちゃった。
最初のだけ読みました。
出戻りの長女がレビー小体型認知症の母の介護をする話。
なんというか、ただいまのウチの状況と似たところもあって、身につまされて、
このところちょっとよくなったように感じていた胃がまた痛くなった・・・。
レビー小体型っていうのはすごくリアルな幻視があるんですね。
そういえば、ウチのマンションの前の管理人さん、おかあさんがレビーだって
言ってたな。(あのおじさん、どうしてるだろうか??)
アルツハイマーとかとは違うらしいですが、ウチの母もたまに「幻視??」っていう
ような言動がある。いや、やっぱり幻視とは違うのかな。
どっちにしても、脳ってホントにフシギな器官だ・・・。
認知症の人と一緒にいると、ワタシが今見てるモノ、
正しいと信じているワタシの記憶がホントなんだかどうなんだか
疑問に思えてきたりすることあるもん。
この長女さんと絶対的にチガウのは、うちの場合、次女さんがとても献身的に
助けてくれること。
まあ長女があんましアテにならんというか、仕方ねえなって思ってるのかもしれないけど・・・
(いつもすいません^^;)